【拭き漆体験】を実施しました
本日、拭き漆体験を実施しました。
先日ファブラボ仙台の方より「拭き漆」という技法を教わり、今回のミニファブ道場の開催となりました。
ファブラボ仙台のみなさん、ありがとうございます。
ところで、「拭き漆」、「漆」ってご存知ですか?
「漆」とは、樹のウルシからとれる塗料の一種です。
縄文時代より塗料として利用されており、
漆で塗装された器(漆器)は耐熱性があり、熱いお味噌汁を入れても器自体が熱くならないため各家庭で普及していました。
ですが、今ではさまざまな素材が出現し「漆器」が身近でなくなっています。
そういう私も漆という言葉は知っていましたが、塗装したこともなければ漆器、拭き漆の知識もありませんでした。
かつては漆器は日本で代表的なもののひとつでしたが、今では漆の国内生産は1%~2%ととても低くなっています。
そこで、少しでも漆や漆器といった日本で昔から培われていた文化を体験しようと本ワークショップを実施しました。
~まずは、やすり!~
素材をやすっていきます。
この作業を均等に行わないと、漆を塗る際にのりが悪くなります。
なので、念入りにやすりを行っていきます。
ちなみに、本日参加された方はエレキを持参されました!
できあがったエレキを見ることは店頭等でありますが、そのままのボディーを見るのは初めて!
自己紹介もしないままエレキへの興味は止まらない、そんなワークショップのスタート。
~次は、漆塗り!~
生漆とテレピン油を混ぜていきます。
その後、ケーク紙で全体に塗っていきます!
漆を塗らない状態でも、十分素敵でしたが
塗っていくと木の模様が濃くなっていき、いままで気付かなかった模様がでてきました!
一枚板っておもしろい!
~続いては、ふき取り!~
えっ?と思われますが、今回は漆塗りの中でも拭き漆という技法です。
塗った漆をふき取ります。
そいうった工程を経ることで、年輪などの模様を大切にした塗り方になります。
通常の刷毛を使って行う塗装とは異なり、不思議な感覚になります。
ふき取ることで水で濡れた猫を拭いてあげた時のような?愛着がわいてきます。
~乾燥!~
乾燥としましたが、考え方としては硬化させていきます。
漆の成分と水分が合体することで硬化していくため、通常の塗料の乾燥とは異なります。
3週間エレキギターをお預かりして簡易的な室で保管していきます。
~ちなみに!~
漆で塗装した「MDF板」×「レーザーカッター」でオリジナルボタンを作ってみました!
いつものMDFとは違って少し大人っぽくなったような?
まだまだ他の使い方を模索していきます。
拭き漆を行うにあたり、
・かぶれへの恐れ
・机自体へのマスキングするなどの準備
・室を作成し乾燥させる環境の準備
など壁は多いように感じますが、拭き漆を通して
・縄文時代より行われてきた技法を体験できる喜び
・ウルシという植物としての不思議に触れることができる
・塗った後にふき取るなど、板を見つめる時間が長く愛着がわく
といったことが体験できました!
漆以外にも、まだまだおもしろいこと、大切にしたいことがあると思いますので
今後もいろいろなことに挑戦していきたいです。
本日はご参加、ありがとうございました。
エレキギターは3週間大切にお預かりいたします。
【はじめてのレーザーカッター】を実施しました
本日、
「デジタル機材に触れてみよう はじめてのレーザーカッター」を実施しました。
午前の部には、2人の姉妹
午後の部には、2人の兄弟が参加してくれました。
~まずは、お絵かき!~
はじめ女の子2人は、なかなか手が動かなかったですが、
のってくると繊細にかつダイナミックに絵を描いていました。
事前にどんな絵を描くか決めていたようで、下書き用の手作りポーチを持参してその柄を使ってお絵かきしていきます。
最初は恥ずかしがって名前も教えてくれませんでしたが、
絵を描きながらお互いの好きなもの、名前当てゲームをしていきました。
男の子は、ペンを持った瞬間から迷うことなく描いていきます。
次から次に個性的なキャラクターたちがいっぱい現れます!
日ごろから兄弟でキャラクターたちを描きあって戦いが行われているとのこと。。。
ちなみに、
お兄ちゃんが描いたキャラクターは「中野さん」
弟さんが描いたキャラクターは「おでんくん」
中野さんの由来はさておき、午後の部のワークショップは参加者、私含め中西率100%でした。はい。
~次は、色塗り!~
描いた絵をデータにしている間、事前に切り出した形に色を塗っていきます。
午前と午後では、これまた違った色塗りとなりました。
午前の女の子2人は、綺麗な色を作っていきます。
ピンクももとからありますが、お姉ちゃんは赤と白を混ぜて少し甘めなイチゴ色に
午後の男の子2人は、絵と同様感性豊かに塗っていきます。
めん棒を使って細かいところを塗ったり、文字を書いたり
また、ボールに少しずつ違う色を出していったり
こんなにもいろ塗りで個性が出るのかと、ワクワクさせていただきました。
~最後は、レーザーカッター!~
今日のワークショップの本番です。
レーザーカッターを動かしてみて、スタートを押したら機械が動き出します。
最初はちょっとしか現れず、なんなんだ?という沈黙。。。
ですが、徐々に自分で描いたキャラクターが板の上に現れてくると、
「あ、これ〇〇ちゃんのやん!ほら!」
「もう〇〇ちゃんの終わりやね、わたしの書いたしっぽで最後!」
終始ワクワクした顔でレーザーカッターの動きを見ていました。
レーザーカッターは、レーザーで彫刻とカットをします。
なので、終わった後は煙が出てくるため、触ってもいいのか、熱くないのか心配になりますが、
実際触ってみると熱くないんです。
自分の手にキーホルダーを持ったときの嬉しそうな顔を見るのが、とても嬉しかったです。
絵を描くこと、色を塗ること、レーザーカッターの動きを見る目
どれも大人になるにつれて忘れてしまったような気がします。
今回のワークショップでは、データを作ること・レーザーカッターを設定することは私たちが行いましたが、
その他の事は参加してくれた子たちにしかできないことで、勉強をさせていただきました。
またの機会に会えることを楽しみにしています。
今回はワークショップとしてキーホルダーにしましたが、レーザーカッターを使えば自分でも作ることができます。
お子さんの描いた絵がたくさんある方はぜひファブラボ太宰府にお越しください。
「お絵描きしながら光るカードをつくろう」を実施いたしました。
7/29・30日に山口市内で行われたテクノロジーサマーキャンプ・宇部市ときわ公園での夏の美術室2017内、各々のイベント内で1つのワークショップを担当させていただきました。
私たちは、もともと電子工作を楽しく可愛く学んでもらいたいということで、導電性製品をつかったワークショップやキットの開発を行ってきましたが、今回は「どう電ペンでお絵描きしながら電子回路を学ぼう」ということで、AgICさんの電気を通すインクが入った導電ペンを使っています。
このペンは光沢紙のような、表面がつるっとした特殊紙の上でしか反応しないのですが、こうして線を描くことで電気を通ることができるようになるので、「お絵描きしながら光らせる」ということができます。
今回は5歳の子から上は中学1年生の子まで、広い年齢のお子様たちに参加していただきました。
電気の勉強をするとき、豆電球をつかっていたと思いますが、今回はLEDを使用しています。
LEDが光るにはどうしたらいいだろうか?まずはそこから考え、自分で実験してみるところから始まります。
今回も、特製のLEDカバーを用意し、かぶせてみて色の違いなどをみてもらいました。
そのあと、どう電ペンも実際につかってみました。
どう電ペンの使い方・LEDの光らせ方がわかったら、次にどんなイラストにするか考えていきます。
低学年の子のほうがどんなイラストにするか思いつきが早く、高学年になるにつれてイラストをどうするか悩みやすい様子がありました。
今回は1時間近く最後の工作時間があったので、みんないっぱい考えて描いてみて間違えて直したりたくさん試行錯誤する時間ができました。
電車にしてみたり、カブトムシを戦わせてみたり、
ヨットと海中を書いてみたり、魔物(?!)にしてみたり、
ここには載せきれないですが、たくさんの光るイラストができました。
ちなみに8月19日・20日は福岡ワークショップコレクションにて、導電ペンで簡易的なバッジをつくるワークショップを実施いたします。こちらは予約不要のイベントで、他にもたくさんのワークショップが同時開催されます。ぜひ遊びにきてください。
イベント名:「電気を通す魔法のペンで光るLEDバッジをつくろう!」
日時:8/19・20 10:00-16:00( 15:30最終受付)
参加費:¥500(材料費のみ)
対象年齢:5歳以上〜
作品のサイズ:5cmサイズのミニバッジ
ワークショップで学べること:LEDの仕組み・導電ペンの使い方
備考:予約不要で、当日先着順でご案内いたします。
また山口で行ったイラストカードづくりの同様のワークショップを、8月17日に、ファブラボ太宰府で実施いたします。こちらは午前、午後ともに、あと数名募集しておりますので、お早めにこちらのページよりお申込みください。
イベント名:「〜お絵描きしながら電子工作体験〜 電気を通すペンをつかって光るカードをつくろう!」
日時:8/17 10:00-11:00 / 13:00-14:00
参加費:¥1,000
対象年齢:小学生以上〜
作品のサイズ:ハガキサイズのカード型
ワークショップで学べること:LEDの仕組み・LEDを光らせる正しい回路の書き方・導電ペンの使い方
備考:お申込みはこちら
ファブラボ太宰府では、こうした電子工作やデジタル工作機械を使った出張ワークショップの依頼も受けております。
お気軽にお問い合わせください。
「キリンの身長計つくり」を実施しました
本日、キリンの身長計つくりを実施しました。
◆ショップボットの見学
ショップボットって、まったく聞きなれない言葉ですが、
どんなことができて、他の機械とはどこが違うのか、またどんな注意点があるのか
それぞれお話した後、実際にショップボットとご対面~
今回のキリンを切り出しにかかる時間は、約5分。
・メモリを彫る動き
・周りを切っていく動き
ショップボット部屋は暑いんですが、
そんな中でも、参加されていたみなさんずっとショップボットの動きを見られていました。
参加された2歳のお子さんもその動きが楽しいみたいで、凝視されてました。
◆キリンの塗装
準備をしてから、いざ塗装!
事前にイメージをしてきていただいたおかげか、
それともお子さん2人が芸術肌なのか、
なんの迷いもなく、塗装が始まりました。
2歳の男の子は、「ハケ」、「手」、「スタンプ」を経たのち、やっぱりハケがよかったみたいで、
その手がとまることがなかったです。
終わりだから手を洗うんですけど、戻ってくると「まだ塗る!」
…塗装ループは終わりません。
お父さんと一緒に片づけをしている間に、お母さんが書き加える。
お母さんと一緒に手を洗っている間に、お父さんが最終段階にもっていく。
その連携プレーに感銘しました。
小学生の女の子は、最初は単色で塗っていましたが、
色を混ぜる楽しさ、色を作る楽しさを知ってしまい、たくさんの色を作っていました。
それを、ハケでとばしながら立体的なアート作品へ
個人的にはピンクがピカイチ!
事前にイメージしていたものはその場で更新されまったく違うものになったようです。
キリンの足元がドットだったり、
線が描かれていたり、
その線からハケで色を飛ばすことを思いついたのかな。
そんな過程が見られる身長計です。
ペンキを塗ることも、
大きなものに塗ることも、
お子さんたちは、とっても楽しそうでした。
2時間飽きることなくずっと集中していました。
家だと部屋を汚されないかヒヤヒヤしちゃいますが、
今回はのびのび塗装できたのもよかったみたいです。
(↓塗装終了後、イネを見ながらのびのびしてる写真)
どちらのキリンも、決してキリン柄ではないですが、
同じ色で塗られた箇所はひとつもなく
70cmあたりには、手形で塗った緑が隠れていたり
メモリ1本1本の色もよーく見ると、いろんな色が混ざっていたり。
私は身長が150cmになった時の喜びを今でも覚えています。
ですが、「150cmなった!」っていう喜びでなく、
「やっとこの色まで届いた!」とかなるのかな。とワークショップ中に考えていました。
お子さんの成長は早いですが、
その成長ごとにキリンがそばにいてくれる、
そのキリンに刻まれていくことを嬉しく思います。
本日は、参加していただき本当にありがとうございました。
出展イベント情報 ~夏休み~
夏休みに入りましたが、
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
気付けば7月も後半に入ってて、正直ビックリしています。
ファブラボ太宰府の夏休みイベントも、少しずつ始まっています。
私と同様、ビックリされている方も大丈夫です!
まだまだイベントもたくさんご用意していますので、
夏休みのご予定にまだ空きがある方はこちらをご覧ください。
ファブラボ太宰府には興味あるけど、遠いな…
と思われている方に朗報!
この夏、
ファブラボ太宰府では、太宰府以外でも活動を行っています。
◆Maker Faire Tokyo
8/5(土)~8/6(日)
東京ビックサイトで行われるMaker Faire Tokyoに出展いたします。
持参するのは、つくると!3で出展した「ファブライフゲーム」!
さらに改良を加え、もっと遊びやすくなりました!
遠くて、なかなか太宰府まで来られない方々に遊びながら、ファブラボ太宰府を体験してもらってきます!!
もちろん、ファブラボ太宰府に来られた方も東京でお待ちしております。
Maker Faire TokyoのHPはこちら
◆ワークショップコレクション ミニ in 福岡
8/19(土)~8/20(日)に、
旧大名小学校跡地で行われるワークショップコレクション ミニ in 福岡に出展いたします。
こちらは、電気を通すインクペン「導電ペン」をつかったワークショップ。
電気難しそう…
電子工作難しそう…
まずは、楽しいものづくりを通して「回路づくり」を体験しましょう!
ファブラボ太宰府以外にもたくさんのワークショップが行われていますよ。
大名なので、バスで来るもよし!車で来るもよし!地下鉄で来るもよし!電車で来るもよし!
アクセス方法はたくさんありますので、みなさんぜひお越しください。
ワークショップコレクション ミニ in 福岡のHPはこちら
この夏、多くの方にお会いできるのを楽しみにしています。
「レーザーカッターに触れてみよう」を実施しました
本日、
デジタル機材を体験!「レーザーカッターに触れてみよう」を実施しました。
参加いただいたのは5歳と3歳の男の子2人でした。
◆絵を描く
「好きな絵をたくさん描いてください」
お兄ちゃんは昆虫をたくさん描いていました。
カブトムシ クワガタ ゴマダラカミキリムシ
テントウムシ バッタ アブラゼミ
どれも上手に描かれていましたが
その中から、カブトムシを選びました。
弟くんは、お兄ちゃん?だったかな?を描きました。
◆データ修正の間、先に切り出した形に色を塗ります
お兄ちゃんは、カブトムシと星
弟くんは、お兄ちゃんと同じカブトムシと、あと猫を選びました
今回使った塗料はnuro
絵の具のように塗りやすく、また乾くのも早い!
2人とも、上手に塗っていきます
塗り重ねも、とても芸術的!!
◆実際にレーザーカッターを動かしていきます
お兄ちゃんには焦点を合わせてもらい
弟くんにはスタートボタンを押してもらいます
いざ、自分が描いたカブトムシがでてくると、ものすごく嬉しそうに
レーザーの動きを終始見ていました
◆ご対面
自分で描いたデザインが木に彫刻されたキーホルダー
初めてレーザーカッターを操作して
初めてレーザーカッターで彫刻をして
初めてキーホルダーのチェーンをはめて
初めて尽くしの1時間でしたが、
どれも楽しそうにしてくれて、本当によかったです
自分で描いたデザインが、今まで体験したことがない方法で木に彫刻されている。
その様子をずっとずっと、逃すまいと見つめている姿を見て、子どもの貴重な体験を横で見ることができて、私にとってもいい時間となりました。
本日参加いただき、本当にありがとうございました。
なお、本イベントは8/10(木)にも行います。まだ空きがありますので、ご参加お待ちしております。
ご応募は、こちらからどうぞ
手作り木製ままごとキッチンを実施しました
本日、手作り木製ままごとキッチンを実施しました。
〇ショップボット見学
今回のままごとキッチンの切り出しには45分ほどかかるため、
来週のキリンさんを切り出しました。
〇タグをとる
ショップボットの切り出しでは、動作中にパーツが動かないようにタグをつけます。
プラモデルのようになってるんです。
なので、まずはそのタグをのみやのこぎりで取っていきます!
のみを使うことってなかなか人生ではめぐってくるものではないですよね。
〇サンダーで表面をやする
サンダーを使って、軽く表面をやすります。
これまた、なかなかないこと。
隣でお母さんがサンダーを使っているところを誇らしげに4歳の息子さんが見ていました。
〇細かいところは手でやする
ショップボットでは、少しだけバリが残ってしまったため、
細かいところは、手でやすっていきます。
みんな黙々と。。。。
スタッフも加わり黙々と。。。
大人が計6名でやすりがけした2時間以上
ここが一番の山場でした。
参加者の皆さん、お疲れ様でした。
ちょっと飽きちゃったのか、息子さんは息子さんでものづくり。
大好きな目玉焼きを作っていました。
〇はめ込む
キッチンをはめ込んでいきます。
釘をほとんど使わないことを売りにしているこのままごとキッチン!
カッチリと部材がはまっていきます。
〇ニスを塗る
やっときました!4歳の息子さんの出番です!
やすりも楽しそうにしていましたが、
塗装となると、顔つきが職人顔に!!!!
ニスを塗っていないところが分かる4歳。
別の参加者の方は、コンロの取っ手を赤くするオリジナル。
しかも、この塗装はお子様にも優しいミルク原料の塗料です。
自分の子どものことを考えて塗装する。
そして、そのキッチンをお子さんが使ってくれるってDIYならではですね。
〇扉をつける
扉を蝶番を使ってつけます。
蝶番の裏表を考えながら、ネジをクルクル
〇有孔ボード
事前に壁になる有孔ボードの高さを聞いたオリジナルです。
もちろん、ショップボットで切り出しました!
有孔ボードをはめる溝もショップボットで作成しています。
気持ちいいほどベストな溝!
〇完成
1時から5時までの計4時間。
みなさん、大変お疲れ様でした。
〇設計者 白水氏よりひとこと
お子さんにも参加していただいたのですが、一週間前から楽しみにしていたといってくれて設計冥利に尽きます!
夏のやすりがけは大変ですが楽しんでもらえてよかったです。
今回、参加していただいたみなさん
やすりがけ、設計お疲れ様でした。
また、設計、ワークショップの進行をしていただいた白水さん
本当にありがとうございました。
ミニファブ道場「アクリル染色WS」実施しましたーーー!!
本日、午前・午後にアクリル染色ワークショップを実施しましたー!
まずは、アクリルについて。私たちも何気なく使っていますが、アクリルってなに?という説明から。
普段何気なく使っている素材でも、改めて調べてみると新たな発見もありました。
そして、アクリルの染色の手順説明。
基本的には鍋で煮込むだけです!
みんなで早速やってみよう!ということで実験です!
アクリルは予め切り出していたパーツを使ってもらいました。
また事前にレーザーカッターで切って準備してきた方もいらっしゃしましたーー!
かき氷とアイスクリームモチーフ!夏らしくていいですね!この時点で既にかわいい!
ビニールテープを使って、綺麗にぱきっと染め分けすることもできます。
皆さん最初は遠慮がちにされているのですが、一度染色すると前のめりになって染めてました!
みんなでゆるっと雑談しながら染めました!
空き缶の中にアクリル投入すると、ついついどれに何をいれたか忘れてしまうんですよね。
これ「これ忘れてません?」「あっ漬けすぎたーーー」などなど。。。
男性の参加者の方がいらっしゃったのですが、彼女にプレゼントしよう!とのことで作ってました!
そういうのされた事ない!と女性陣全員、羨ましがってました笑
並べると楽しいですね!
染色液に漬けておく時間が長いと、色味が濃くなるのですが、並べてみると何となくその方の性格が出ますね笑
そういうのも見れてとても楽しかったです!
みんなで記念撮影!
最初普通に撮ってたのですが・・・流石に寂しかったので
フライパンとトング持ったら良い感じでした!エプロンと相まって、お料理教室っぽいですね!
そして午後。午前中参加された方が、まだ染色したい!ということで午後も参加されました!
参加者の方の中には親子で参加された方もいらっしゃいました。
親子で仲良さそうに作業されているのが印象的でした。
因みにアクリル染色ですが、染料はネットでも購入できますので、夏休みの工作などにもぴったりですよー
親子で楽しめると思いますので、みなさんご自宅で試してみてはいかがでしょうか?
午前中同様、パーツ見失ったり、どれに何をいれたか忘れるなど多発してました笑
みなさんもくもくと、ひたすら染めてました!
途中でレーザーでパーツ切り出したのですが、穴を追加で開けたりしてアレンジするなど楽しめました。
午後の作品はこちら
みなさん、大量です!!
水に漬けていると染まったのかいまいちわかりませんが、白い紙に並べると綺麗に染まっているのがわかります。
たくさん並べるとかわいいですね!
最後に記念撮影
みなさんまだまだ染めたい!とのことでした!
ご好評のようでしたので、追加で開催できないか検討してみます!
また次の開催をお楽しみに!!
夏休みイベント、開催します!
梅雨に入って、あと少しで1ヶ月が経とうとしていますが
みなさんいかがお過ごしでしょうか?
すでに夏日を感じることがチラチラとありましたが、
そろそろ本番の夏がやってまいります!
スケジュールにまだ空きがある方必見!!!!!!
今年の夏も、ファブラボ太宰府ではさまざまなイベントをご用意しております。
7/21(金)ミニファブ道場ーアクリル染色編ー ※ファブラボ太宰府会員の方対象
夏にピッタシ!事前にカットしたアクリル作品を、染色します。
7/22(土)ままごとキッチン
釘を使わない、お子様用ままごとキッチンを親子で作ります。
7/25(火)レーザーカッターに触れてみよう 第一回
レーザーカッターを使って、自分で書いた絵をキーホルダーにします。
7/26(水)電気を通すペンをつかって光るカードをつくろう! 第一回
CMでも起用されている導電ペンを使って遊びながら電気の仕組みも学べます。
7/29(土)キリンの身長計つくり
ショップボットで切り出したキリンの身長計にペンキで塗装します。
8/10(木)レーザーカッターに触れてみよう 第二回
レーザーカッターを使って、自分で書いた絵をキーホルダーにします。
8/11(金)ミニファブ道場ー拭き漆編ー ※ファブラボ太宰府会員の方対象
拭き漆で、自分の作品や素材を高級にします。
8/16(水)自分で作ったひこうきをとばそう
木のひこうきを作って、参加者全員でひこうきとばし大会をします。
8/17(木)電気を通すペンをつかって光るカードをつくろう! 第二回
CMでも起用されている導電ペンを使って遊びながら電気の仕組みも学べます。
8/25(金)ミニファブ道場ー革細工編ー ※ファブラボ太宰府会員みの方対象
革素材をレーザーカッターで加工します。
各イベントの参加人数は限られていますので、
ご興味のあるイベントがありましたら、お早めにお申し込みください。
なお、お申し込みの際には参加される方のお名前、人数を必ず記載ください。
イベントによっては、日にちおよび時間が分かれているものもありますので、
その際にはご希望の日にちと時間も記載ください。
各ワークショップへのお申し込みお待ちしています!
COMAYOSE RING WORKSHOPを開催しました
本日、COMAYOSE RING WORKSHOP in 太宰府(木の指輪づくり)を開催しました。
COMAYOSEってご存知ですか?
COMAYOSEとは、細かい(COMA)木材を寄せて(YOSE)つくる現在版寄木細工のことを言うんですって。
本日は、そのCOMAYOSEで指輪を作るワークショップを
東京より来福してくださった駒野先生より教えていただきました。
駒野先生は、ファブラボ太宰府ファブマスターの以前からのお友達で、
とっても木を愛する方です。
指輪作成の手順を説明していきます。
1)指輪にする木を選びます。
ヒノキ、カリン、ブナ、レースウッド、サティーネ。。。
など10種を超える木材が用意されていました。
中には地中の中に100年以上眠っていた貴重な木材もあったとか!?
色も違って、厚さも違う木材から、好きなものを数種類選びます。
みなさん、真剣なまなざし。
木材だけでなく、それらを重ねる順番までみなさん嬉しそうに、楽しそうに考えていました。
2)選んだ木をレーザーカッターで自分の指の太さにカット
レーザーカッターを使って、木をカットしていきます。
手でカットすると、とっても大変ですが、
レーザーカッターなら数秒でできあがります!
みなさんその速さにびっくりされていました。
3)木を接着します
カットした木を接着剤で接着していきます。
切られてしまうと、何が何の種類の木か選んだ本人も分からず、私たちスタッフも分からず状態のなか、
駒野先生は即答されてました。さすが木を愛していらっしゃる!!
接着後は、しっかりと固定して数分待ちます。
4)ひたすら、やする
荒いやすりから、細かいやすり3種類を使ってレーザーの焦げを削り、
また、自分の好みにやすっていきます。
丸くやすったり、ごつごつにしたり、あえて節を残したり。。。
木を選ぶ時点で自分なりの指輪でしたが、さらにオリジナルがでてきます。
私はひたすらやすりの途中でリタイヤ。
ですが、それはそれでかわいい!と、親ばかになっちゃうやすりの面白さ。
5)蜜蝋をぬる
やすったあとに、蜜蝋を布で塗っていきます。
すると、さっきまでは木粉で白かった指輪がきれいな色に早変わり!
みなさん自分の指輪にご満悦しながらも、となりの方の指輪を見て、
「あー、その色いいな。」
「その色にすればよかった。」
「もっとやすります!」
自分の作品がほめられて嬉しくなったり、
アイディアが浮かんできたり、
他の人と一緒にするものづくりっていいですね。
下の写真は、やする前と、蜜蝋を塗った後のもの。
日ごろから、アクセサリーをつけない私も、気付けば今も身につけてます。
自分で選んで、やすったということもありますが、
木の暖かさっていいですね。
本日、参加していただいたみなさん
遠いところよりお越しいただいた駒野先生
本当にありがとうございました。