「キリンの身長計つくり」を実施しました
本日、キリンの身長計つくりを実施しました。
◆ショップボットの見学
ショップボットって、まったく聞きなれない言葉ですが、
どんなことができて、他の機械とはどこが違うのか、またどんな注意点があるのか
それぞれお話した後、実際にショップボットとご対面~
今回のキリンを切り出しにかかる時間は、約5分。
・メモリを彫る動き
・周りを切っていく動き
ショップボット部屋は暑いんですが、
そんな中でも、参加されていたみなさんずっとショップボットの動きを見られていました。
参加された2歳のお子さんもその動きが楽しいみたいで、凝視されてました。
◆キリンの塗装
準備をしてから、いざ塗装!
事前にイメージをしてきていただいたおかげか、
それともお子さん2人が芸術肌なのか、
なんの迷いもなく、塗装が始まりました。
2歳の男の子は、「ハケ」、「手」、「スタンプ」を経たのち、やっぱりハケがよかったみたいで、
その手がとまることがなかったです。
終わりだから手を洗うんですけど、戻ってくると「まだ塗る!」
…塗装ループは終わりません。
お父さんと一緒に片づけをしている間に、お母さんが書き加える。
お母さんと一緒に手を洗っている間に、お父さんが最終段階にもっていく。
その連携プレーに感銘しました。
小学生の女の子は、最初は単色で塗っていましたが、
色を混ぜる楽しさ、色を作る楽しさを知ってしまい、たくさんの色を作っていました。
それを、ハケでとばしながら立体的なアート作品へ
個人的にはピンクがピカイチ!
事前にイメージしていたものはその場で更新されまったく違うものになったようです。
キリンの足元がドットだったり、
線が描かれていたり、
その線からハケで色を飛ばすことを思いついたのかな。
そんな過程が見られる身長計です。
ペンキを塗ることも、
大きなものに塗ることも、
お子さんたちは、とっても楽しそうでした。
2時間飽きることなくずっと集中していました。
家だと部屋を汚されないかヒヤヒヤしちゃいますが、
今回はのびのび塗装できたのもよかったみたいです。
(↓塗装終了後、イネを見ながらのびのびしてる写真)
どちらのキリンも、決してキリン柄ではないですが、
同じ色で塗られた箇所はひとつもなく
70cmあたりには、手形で塗った緑が隠れていたり
メモリ1本1本の色もよーく見ると、いろんな色が混ざっていたり。
私は身長が150cmになった時の喜びを今でも覚えています。
ですが、「150cmなった!」っていう喜びでなく、
「やっとこの色まで届いた!」とかなるのかな。とワークショップ中に考えていました。
お子さんの成長は早いですが、
その成長ごとにキリンがそばにいてくれる、
そのキリンに刻まれていくことを嬉しく思います。
本日は、参加していただき本当にありがとうございました。