レーザーカッターでレリーフ加工モードを使ってみる
ファブラボ太宰府スタッフMです。
レーザーカッターを使っていて加工モード選択の際、ふと目についた「レリーフ」の文字・・・これは一体何???
普段「標準」か「スタンプ」しか使った事がなく、それ以外は脳が完全にスルーしてたようですが実は色んな加工ができるっぽい。
他のスタッフもレリーフモードを使った事はないというので、さっそく試してみることにしました。
どうやら色の濃淡をパワーの強弱に自動で置き換えてくれるような機能らしいです。
ということで、色々な濃淡でデーターを作ってレリーフモードでプリントしてみました。
1回目は通常のMDFで使ってるパワーとスピードでやってみましたが、全体的に薄いです。どうやら一番濃い部分をそのパワーとスピードで彫刻するようなので濃淡の強弱をつけるためにはもっと濃いめで彫刻する必要があるようです。
2回目はパワーを強くしてやってみましたが、やはりまだ薄い気がします。あまりパワーばかりを強くしたらダメそうな気がしたので3回目はスピードを少し遅くして濃く彫刻されるようにしました。今度は濃さはよさそうです。ちゃんと濃淡の差がわかります。
グレースケールを色々変えてレリーフモードで星を彫刻してみました。
今度は写真で試してみます。元のカラー画像をグレースケールに変換したあとレリーフ彫刻で彫刻してみます。
お!なんだかすごくいい感じに彫刻できました!レリーフ彫刻いいな! これからもっと使おう!
余談ですが、加工モード選択画面でレリーフモードの下の「レイヤー」とか「写真を最適化」などもやってみましたが、「レイヤー」は何回彫刻を重ねるかで濃さを変える方法みたいで、重ねれば重ねるほど彫刻の時間が2倍、3倍レベルでかかるようになります。どういう時に使うのがよいのかわかりませんでした。
「写真を最適化」はキレイにできました。今度またゆっくりやってみようと思います。
レーザーカッターを使って木版画にチャレンジ
日々デジタルとアナログを融合して何か作品を作れないか模索している
ファブラボ太宰府のスタッフMです。
絵を描く事など全くしないのに、先日からいきなり木版画を作ってみたくなりました。
木版画を作るためにはじめてイラストなど描かねばならず、鉛筆と消しゴムを手に
その辺に置いていた失敗したコピー用紙の裏に何とか格闘して絵を描きました。
次に木に彫ろうと思ったのですが
「彫るの、面倒くさい・・・こんなのレーザーカッター使ったら簡単にできるんじゃない?」
とふと思い立ちました!
スキャンしてイラストレーターに取り込み、版分け。
さっそくレーザーカッターくんに働いてもらいます。
早いです!さすがです!自分で彫らなくていいなんてらくちんです。
彫りあがったものを見て他のスタッフが「木版画じゃなくて、これはこれでこのままでいいんじゃないか・・」と
つぶやきましたが、それでは当初の目的から外れてしまいますので版画にまでします!
はじめて木版画をするのに、無謀にも4版も作っています。
50分ほどで4枚全部彫りあがったので、さっそく輪郭線の一枚だけ刷ってみましたが、ちゃんと木版画っぽくできてて感動です!
それでは4版で刷っていきましょう。
とは言っても、木版画ってインクは何を使うのか、紙は何がいいのかとか知らないので完全に自己流です。
まあ、本格的木版画を作ろうとは思っていないので インク代わりに家にあるキットパスを使ってみます。
絵具にノリを混ぜると良いとネットに書いてあったので、キットパスを溶かしたものにノリを混ぜてインクにしています。
小学校の時に使ったバレンも使っていますが、なかなか思うように刷れず・・・・
10枚ほど刷って何となくこの程度なら許せるだろうと思えたのはたったの1枚です。
これはレーザーカッターが悪いのではなく、私が刷る技術がないだけですのでまあ実験としては成功だという事にします。
木版画なのに彫る部分をマシンにお任せしてしまっていいの?とかいう罪悪感も多少ありますが
データーがあるので、これを今度はレリーフにしたり 小さいスタンプを作ったり 色々な活用法の妄想が広がるのは楽しいです。
もの作りって楽しかったらそれでいいんじゃないかな。
「3Dデジタル生物標本」を3Dプリントしてみる。
九州大学が世界に先駆けてリアルな「3Dデジタル生物標本」を1400点以上公開 ということで
早速利用させて頂きました。見ごたえもあり、ありがたいですね。
データはこちらから(ffish.asia / floraZia.com (@ffishAsia-and-floraZia) – Sketchfab)
手順
1 リンク先にアクセスした後、Sketchfabのアカウントを作ります。
2 印刷したいデータをダウンロードします。
オキナワシリケンイモリ Okinawa Sword-tailed Newt
ファイル形式はいくつか選べるようですが、今回はGLB形式で一番軽いものを選びました。
3 データを変換
GLBからOBJへのコンバーター(https://anyconv.com/ja/glb-to-obj-konbata/)
3Dプリンタでプリントするための形式に変換します。
(※変換がうまくいかないものもあるようなので、検証は必要そう)
4 プリント
Adventurer3でプリントするので付属のFlashPrint5にデータを取り込みます。
もろもろを考えて今回は2分割することにしました。
プリントして触れる標本みたいに使うとか、他にもなにかに使えそうだなと感じました。
(もちろん利用規約に則ってですが)
以上、なにかの参考になれば幸いです。
作例(レーザーカッター、UVプリンターなど)
ハッピーハロウィン!ダンボールマスクをつくろうWSを開催しました。
先週の土曜日の10月13日、ファブハロウィンワークショップが開催!
ハロウィン仮装と称してみんなでなりたいもののマスクをつくりました。
さそっくみんながつくったマスクです!
ライオンという構想から始まり、ロボライオンになったり、かわいいお姫様や、お姫様をまもるナイトになるお父さんだったり、
いろんなマスクができました〜!
今回はお子様を中心に、親子で参加される方もいらっしゃいました。
親子でどんなのつくろうかな、と相談しあったり、
僕の方がすごいのつくる!と親子でライバル心むき出しでつくりあったり。。
今回の最年少参加は4歳の男の子でした!運動会終わりに遊びに来てくれましたよ〜。
こちらのマスク、実は目が光ります!(ハートマークに光っています)
いつも「女子だらけの電子工作」イベントを主催されているIoT主婦さんの作品でした、さすがです!
また今回は、体験してくれた方にボディペイントもおまけで行いました。
キャラクターだったり、ハロウィンおばけだったり。
このあとみんなでお菓子交換などを行い、最後はみんなで集合写真!
みなさん楽しそうでなによりでした。
こちらのハロウィンマスクのワークショップは、すでに何度か実施してきたのですが、
こうした集合写真は初めて!圧巻でした!
ご参加いただいたみなさまありがとうございました、また遊びに来てくださいね!
なお、ハロウィンまでの期間こちらのマスクキットを数量限定で販売いたします。
ご希望の方はスタッフまでお問い合わせください。
(ダンボールマスクキットのみ800円・お菓子・ボディペイントのサービスはつきません。)
ママファブvol.6
ママファブvol.6
6月のママファブは、レーザーカッターを使ったものづくりにチャレンジしています。
第6回目の今日は、先週までの「切る」作業に加え、「彫る」作業にもトライしてみました!
形にしたいデザインを選び、文字や模様などの「彫りたい」部分と、輪郭の「切りたい」部分をそれぞれデータにしていきます。
今日初めて参加のママも、スタッフのアドバイスを受けながら「こんな風にしたい」「こんな感じはどうかしら」と楽しく作業をされていましたよ♪
ママが作業しているあいだ、ベイビーちゃんたちはラボのキッズスペースでお利口さんに待機中。すっかりラボに慣れ、新しく来てくれたお友達のお世話をしようとしてくれる子もいましたよ(*^ ^*)
そして出来上がった作品がこちら!
ネーム入りのブローチやチャーム…
恐竜とナマズのマグネット!
冷蔵庫に貼って使うそうです!
黒板塗料を塗ったボードを切り出したシーサーは
パパへの伝言板としても使えそうですね♪
最後は恒例の記念写真。
ご参加くださった皆さん、本当にありがとうございました。
なんと今日ご参加のママさん全員が次回もまた参加の予約申し込みをしていってくださるという嬉しいオマケもつき、スタッフ一同大感激のママファブ第6回でした!
来週6月25日もレーザーカッターで木を加工するワークショップで、
写真の彫刻にチャレンジする予定です。
お子様の写真や思い出の写真を、チャームにしてみましょう!
お楽しみに!!
ママファブvol.5
ものづくりサークル「ママファブ」第5回目!6月はレーザーカッターについて学んでいます。
今日は皆さんにカットデータのデザインに必要な、「文字のアウトライン化」と「図形の結合(合体)」について学んでいただきました!
イラストレーターをはじめて触った方でも、無理なくカットデータを作成できて、常連さんは、さらに細かい作品にトライしていましたよ!
カブトムシのような複雑な形状は、レーザーカッターが認識できない場合がありますが
イラストレーターのパスを単純化することで出力することが可能です。
最後は恒例の記念撮影!
参加してくださった皆さん!本当にありがとうございました。
次回はレーザーカッターを使った文字の彫刻に挑戦する予定ですよ〜お楽しみに!
モノづくりサークル「ママファブ」は毎週木曜日10:00〜12:00に好評開催中!
現在、第6回目(6月18日)のママファブ参加者を募集中です!(※募集は終了致しました)
ママファブvol.4
6月のママファブはレーザーカッターを使用して「木を切る」ことにトライしますよ! 第1週目の今日は、黒板スプレーを施した木材をレーザーカッターでカットして 「ミニ黒板」を作成します。
作業をする前に「パソコンには自信がない」と仰ってた方も、イラストレーターでオリジナルのカットデータをデザインできました。 やはり大事なのは「こんなの作りたい!」という気持ちですね。
黒板の色は、青・黒・緑の三種類から選べたのですが、今回は青色が人気でした。 参加者のみなさんの個性が光る作品が出来上がりましたよ!
アリやナマケモノといった面白い作品も出来上がったので、飾って遊んでみました!
最後に恒例の記念写真をパチリ! 今回も沢山参加していただけました。参加者の皆さんありがとうございました!
来週は、文字を使った作品を予定しています。文字のアウトライン化や画像の結合を学習して、カットデータの作成テクニックを学びましょう!
モノづくりサークル「ママファブ」は毎週木曜日10:00〜12:00に好評開催中! 現在、第5回目(6月14日)のママファブ参加者を募集中です! 参加申し込みはコチラ!みなさまのご参加お待ちしております!
(サポートスタッフ 山田)
ママファブvol.3 カッティングマシン編
ものづくりサークル「ママファブ」第三回目!
前回同様、ステッカーを切ってステンシルをつくり、今回は布ではなく木をデコレーション!
はじめての方は、ブラザーのサイト「ScanNcutcanvas」を使って、簡単にデザインし
常連さんや中級者は、フリー素材を使ってイラストレーターでデザインしていただきました。
切ったステッカーを木のプレートに貼り、塗料を塗って乾燥させます。
今回使った塗料は一般的なホームセンターに売っている水性塗料で、ウォルナットという色を使いました。(種類によって色味は変わりますのであくまで参考程度に。)
乾いたらステッカーを剥がして完成です!
みなさん個性豊かな作品ができました!
ステッカーの作り方は、ものづくりのレシピサイト 「Fabble」 の
【カッティングシートで作るトートバックのつくり方】 に載せています。
回を重ねるごとに上達していくママさん達!今回も素敵な作品が出来上がりましたね。
参加してくださった皆さん!本当にありがとうございました。
次回はレーザーカッターを使って、ミニ黒板を作る予定ですよ〜お楽しみに!
モノづくりサークル「ママファブ」は毎週木曜日10:00〜12:00に好評開催中!
現在、第4回目(6月4日)のママファブ参加者を募集中です!
参加申し込みはコチラ!みなさまのご参加お待ちしております!
(スタッフ 山田)
ママファブvol.02
ものづくりサークル「ママファブ」第二回が開催されました。
本日は、第一回目(5/14の様子はこちら)からリピートして参加してくださったママさんもいました。
前回分からなかったところを思い出しながら、着実にステップアップ!
初めて参加する人に教えあったりしてデータを作りました。
ママの作るものに興味津々!!
今回は、前回と同様、ステッカーとトートバックをつくりました。
データのつくり方を半歩ステップアップして「超簡単編」と「初級者向け」の二種類から選んでもらいました。
ステッカー作りの作り方は、工作レシピサイト 「Fabble」 の
【カッティングシートで作るトートバックのつくり方】 に載せています。
お子さんたちが元気に遊んでいる様子を見ながら、ママさんが集中してものづくりが出来るような場づくりをもっともっと進化させていきたいと思います!
モノづくりサークル「ママファブ」は毎週木曜日10:00〜12:00に好評開催中!
現在、第3回目(5月28日)のママファブ参加者を募集中です!
ちなみにママファブは、ママをサポートしたいお父さんの参加も受け付けていますよ!
参加申し込みはコチラ!みなさまのご参加お待ちしております!
(スタッフ 石原)