アイランドシティ「こどもっと!だいがく」 エコな光るクリスマスランタンをつくろう!WS実施しました!
11月26日(土)に、西日本新聞様主催のイベント「アイランドシティ こどもっと!だいがく」にて出張ワークショップを行いました!
「アイランドシティ こどもっと!だいがく」ではアイランドシティ全体をキャンパスと見立て、様々な分野をテーマに授業を展開します。
この日は他にも、九州大学大学院芸術工学研究院による「センサーを使った魔法のようなプログラミング体験」や、元陸上競技選手の為末選手による特別授業などが行われておりました。
私たちファブラボ太宰府では、ソーラーパネルを使ったエコな光るクリスマスランタン作りのワークショップを実施しました!最初に電気についての講義から始まります。
今回のワークショップの対象年齢が、小学1年生~3年生だったので、普段使っている電気ってなんだろう?どやって作られているんだろう?という所から解説しました。
太陽と火力発電所はどちらが発電量が多いか?という問題では、みんな太陽の方に手を挙げていました!正解!
講義の後は、いよいよランタンを作っていきます。
最初にセロハンテープを切って、トレーシングペーパーを窓に貼っていきます。
トレーシングペーパーを貼る事で、光が綺麗に拡散され、光の当たり方もやわらかくなります。
次にパーツを外して、家と屋根を組み立てていきます!
みんな早く組み立てたくて仕方がない!という感じでした笑
今回LEDの差し込みもあり、わかるかな?と不安でしたが、特に問題なく作業も進めることができ、LEDが光るとみんな「光ったー!」と嬉しそうでした!
あとは、屋根にソーラーパネルをとりつけ、LEDを家の中に入れて周りを飾り付けすれば完成です!
仕組みとしては、屋根の所にある雪を、ソーラーパネルに被せている間(暗くしているとき)は光ります。
電池がなくなったとき・充電したいときに雪の所をめくって、ソーラーパネルに充電できます。
みんな仕組みがわかると、手でソーラーパネルを押さえて光らせていて、とても楽しそうでした!
最後に写真撮影するときに、サンタやトナカイを落とさないよう、そーっと運んでいる様子が可愛かったです!
今回午前中に2回実施し、参加者の子供たちがそれぞれ16~18名おり、年齢もバラバラなので作業の進度にどうしても差がでます。早く終わった子には、「どうやったら光ると思う?」「これ何のパーツかな?」と問題を出しておくと、一生懸命考えてくれました。
作業が早い子でも、間違えて組み立てている子もいたので、段階を踏んで全員同じタイミングで作業を進める・しっかり確認をするというのは、とても大事だなと思いました。
「わからないことがあったら、先生を呼んでね!」と言ったところ、せんせー!せんせー!と沢山よんで貰いました笑!
わからない所や不安な所は、一つ一つ確認してから作業を進めてくれたので、失敗もなくみんな綺麗に組み立てて光らせる事ができました!
今回のワークショップで使用した中身のキットは、EKジャパンさんの商品を使わせて頂きました!LEDは元々単色でしたが、パーリーな感じにしたかったので、フルカラーに変更しました!ハンダづけ手伝ってくれたみなさん、ありがとうございます!
外側のお家のデザインは、ファブラボ太宰府のボランティアスタッフによるオリジナルのデザインです。
本業がデザイナーさんなので、このまま製品化できそうな位クオリティ高いものを作って下さいました!
そしてイベント前日に、袋詰めやシール剥がしなど細々した作業を手伝って下さったみなさん、本当にありがとうございました!
皆様のおかげで、当日スムーズにイベントを実施することができました。
参加者のお子さんからも、「次の回も参加したい!」「楽しかった!」と嬉しい声を頂くことができました。この場を借りてお礼申し上げます。
また、今回のワークショップはファブラボ太宰府の方でも12月に実施する予定です!お楽しみに!
ファブ3Dコンテストでファブ施設賞をいただきました。
先週の土曜日に、東京・六本木ミッドタウンで行われたファブ3Dコンテスト2次審査会・授賞式に出席してきました。
本コンテストは、「これからの未来の3Dプリンタのある社会と生活を、より楽しく、面白く、そして優しくするアイデア」をテーマに、「小・中学生の部」「家族の部」「フリースタイルの部」「プロ・セミプロの部」と、子供からプロの大人まで参加できる、今までにない形のコンテストでした。
結果としては、ファブラボ太宰府から応募された4組の内、2組の方が優秀賞、またファブラボ太宰府も最優秀ファブ施設賞をいただきました。受賞されたお二方、本当におめでとうございます。
■平野喬久くんによる「スイカの維管束」(カテゴリー1小・中学生の部 優秀賞)
小・中学生の部で優秀賞を獲得したのは、「スイカの維管束」平野喬久くん
彼は「スイカの維管束」について独自の視点からいろんな実験に挑戦し、3Dプリンタを使ってスイカの維管束を出力し、模型を作成しました。
(作品の詳細はこちらから http://fabble.cc/hiratakaharu/ikannsoku)
高精度の3Dスキャナでないと上手くスキャンできないし、スキャンできてもデータを3Dプリントするまではかなり長い道のりがあります。正直最初は途中で諦めちゃうのではないか、と思っていましたが、上手くいかなくて泣きながらも(笑)負けじと3Dデータと向き合っていたのは印象的です。
また、上手くいかなかったところを詳細にまとめ、解決方法や代わりの案を考え、自分なりの考察を書いていたり、大人もはっとするような研究結果がまとめられています。お時間あるときにぜひ、ご覧になってください。
今回の応募の際に、喬久くん(とお母さんの平野さん)が、私たちの施設で学んだのは
・3Dスキャナの使い方と3Dデータの修正方法(3Dスキャナ + meshmixer講習)
・3Dプリンタの使い方(3Dプリンタ講習)
・fabbleの使い方
の以上です。
■塩塚さんによる「虫歯の歯ブラシスタンド」(カテゴリー2 家族の部 優秀賞)
家族の部では、「虫歯の歯ブラシスタンド」塩塚さんが受賞されました。
「子供たちが歯を丁寧に磨かない」という悩みから、「綺麗な歯」と「虫歯の進行した歯」の歯ブラシスタンドを作成しました。
(作品の詳細はこちらから http://fabble.cc/shioshio3/xxxxxxxxxxx)
実際は、家族で虫歯について調べたりしているうちに、虫歯の怖さがわかったみたいで、いつのまにか歯を丁寧に磨くようになったそうです(笑)
塩塚さんは、はじめ私たちの主催する「家族のためのデザインワークショップ」に参加してくれました。このワークショップでは、「デザイン思考」という考え方を取り入れ、「課題自体と課題を解決させる方法の考え方」などをレクチャーしました。
私たちも実際初めての内容のワークショップだったので、うまく伝えられるかドキドキしていましたが、家に帰ってから家族会議を開いてくれたり、実際に実践方式で活用していただいたりと積極的に学んだ内容を生かしていただけました。
まだ、失敗があっても諦めずまた次の試作へ進む前向きな姿勢も、このような素晴らしい結果を生んだ1つのきっかけの1つでもあったかと思います。諦めずに挑戦し続けてくれてありがとうございました。
今回の応募の際に、塩塚さん一家が、私たちの施設で学んだのは
・家族のためのデザインワークショップ受講
・3Dデータ作成方法①(meshmixer講習)※昨年、次男のお子さん(小6)が受講
・3Dデータ作成方法②(123Ddesgin講習)
・3Dプリンタの使い方(3Dプリンタ講習)
・fabbleの使い方
の以上です。
過去に学んだことを生かしてくれていたのが嬉しかったです。
■ファブラボ太宰府の受賞(ファブ施設賞)
また、想定外で驚きだったのですが、各部門からの推薦によりファブラボ太宰府は「ファブ施設賞」をいただきました。
副賞として3Dスキャナも頂いてしまい、ありがたいかぎりです。(実は私たち3Dスキャナを持っていませんでした。)
このコンテストは今までにない「3Dプリンタのある生活・くらし」を目指しコンテストで、プロだけではない家族だったり子供だったりが応募できる特殊なコンテストでした。3Dプリンタやレーザーカッターのようなハイテクな機材を使用して、ものづくりが日常化されていくことは、私たちの目指す未来でもあり、ぜひ応募する人がいれば全力でサポートしたいという想いでした。
そこで「家族のためのデザインワークショップ」を開催したり、こちらから興味がありそうな利用者の方へ声をかけたりして、今回4組の方々が応募してくださいました。きっかけ作りは私たちによるものでしたが、進み始めたらみなさん自分たちの考えの元、手と頭を動かして、わからないことを教えてあげて、こちらも教わったりして。。私たちも多くのことを経験させていただき、有意義であっという間の2ヶ月間でした。
3Dプリンタはハードルが高いと思われなので、今までも利用者は少なかったのですが、こうしたコンテストの機会があることによって利用者に新しいことへ挑戦する機会をあたえられたことに、とても感謝しております。改めてここで、主催者のみなさまにお礼を言わせて下さい。
■さいごに
私たちのファブラボでは、「デジタル工作機械が使え・学べる施設」というのはもちろんですが、スタッフとユーザーさんが先生と生徒のような関係だけではなく、スタッフがユーザーさんに教えてもらったり、ユーザー同士で教えあえるような場づくりを目指してきました。
(写真:オープンラボのようす。 )
なぜ、利用者同士や利用者から教えてもらうことを大切にしているのか。DIY(=Do It Yourself)という言葉の仲間で、DIWO(=Do It With Others)という言葉があります。これはDIY(=自分ひとりでする)ではなくDIWO(=ほかの誰かとする)という意味で、簡単にいえば、1人でやるよりいろんな人の知識や知恵を貰いながらした方がいいものができるよね、という考え方です。
喬久くんの作品の感想でこのような一文がありました。
“ファブラボ太宰府は、とっても楽しい場所です。いろんな人がつくりたいものを自分でつくっていて、ぼくも参考にしたいものを作っている人がいると、その人の作業をじっと見てしまいます。ぼくが思いつかないことをしている人がたくさんいるから、新しくわかることがたくさんあって、とても楽しいです。”
私たちが目指していた場を、喬久くんは体験・実感し、こうして言葉に残してくれたこと、とても嬉しく思います。まさにDIWOの良いところを、知ってもらいたいところを、感じ取ってくれたなあという気持ちです。
今後も、よりよいものづくりの場を目指して、ファブラボ太宰府の活動精進してまいります。どうぞよろしくお願い致します。
(ファブラボ太宰府スタッフ 一同)
光る魔女ステッキワークショップ実施しました!
先週の土曜日、光る魔女ステッキワークショップの1日目を実施しました。
今回のワークショップはすべて手作りのキットを使っています。
MDFという木材に塗料を塗り、レーザーカッターでカットしています。また光るための基板は、”銅箔が貼られた板”(=紙フェノール基板)を削ってオリジナルの基板をつくり、はんだづけをしてスイッチを押すと光るような仕組みにしあげました。
当日は、用意したパーツにさらに普段他のワークショップでも使用しているハートや星、ネクタイやメガネといった形のフェルトも使って、自分だけの魔女ステッキをそれぞれつくりました。
今回は光る仕組みになっていますが、すでにはんだづけをされた基板を使用しているので、小さなお子様でもこのように素敵なステッキを完成させることができていました!
4歳のから上はお母様まで参加していただき、全10名の方に思う存分すきなステッキをデザインしてくれました。
こちらのワークショップは、今週末にファブラボ太宰府とグッデイ長尾店内にあるGOODAYFAB(グッデイファブ)で、来週末は西新パレスで行われる「つくると」というものづくりのイベントにて、体験ができます。
みなさまのご参加おまちしております..!!
===【光る魔女ステッキワークショップ@オープンラボ】===
▪︎場所:ファブラボ太宰府
▪︎日時:2016年10月22日(土)10:30-11:30
▪︎参加費:光るステッキ1,500円・光らないステッキ800円
▪︎お申し込み:こちらのイベントページよりお申し込みください
=====【光る魔女ステッキワークショップ@長尾店】====
▪︎場所:グッデイ長尾店内 GOODAYFAB(グッデイファブ)
▪︎日時:2016年10月22日(土)10:30-11:30
▪︎参加費:同額
▪︎お申し込み:店頭または電話にて(グッデイ長尾店 092-531-0833)
=====【光る魔女ステッキワークショップ@つくると】====
▪︎場所:西新パレスホール(西新パレス3F 貸しホール)
▪︎日時:2016年10月29日・30日
▪︎参加費:同額
▪︎お申し込み:当日、随時受付。キットなくなり次第終了。
(*事前予約も承ります。info@fablabdazaifu.com までご連絡ください。)
▪︎イベントURL:http://vol2.tsukuruto.net/
女子だらけの電子工作☆2016秋会 実施しましたー!
前回大好評だった、女子だらけの電子工作会、今回は秋会という形で実施しました!
今回は、MakerFairTokyo2016で大人気だったEKジャパンさんの限定グッズ【無安定マルチバイブレーター】をはんだづけしました。
写真みたいに、吊り下げ式のネームプレートのような形をしていて、スイッチを入れるとチカチカLEDが点滅します。
これを応用すれば、光るネームプレートも作れちゃいますね!
最初に簡単に電子部品の説明をします。
電子部品について勉強しようと思っても、どこから手をつけていいかわからない・・・という人が多いと思います。
今回みたいにイベントの時に使った電子部品について、少しでも説明があると徐々に覚えていくことができると思います。
覚えようとしなくても、この電子部品かわいいなと思って頂けるだけで十分です!
説明の後は、2人1組になってハンダづけ!
電子部品を回路の通りにはめていき、ハンダづけしていきます。
もしハンダがはみ出してしまっても大丈夫!
前回も大人気だった、ハンダ吸い取り王子が修正してくれます!
今回は、みなさんその技術に興味深々で、囲んでみてました笑
その様子をお写真に収める方も
このような感じで、みんなでわいわい楽しい雰囲気の中実施されました
親子で参加して下さった方も
お母さんがハンダを持って、お子さんがコテを持っています!
親子で共同作業できるのも良いですよね
完成したものがこちら!
みなさん綺麗にハンダづけすることができ、全員光らせる事ができました!
最後にいつもの記念撮影!
女子っぽいポーズで!と言ったらハート作ってくれました笑
アンケートもご記入して頂いたのですが、光るものが作りたいとの声多数!
好きな電子部品をイラストで描いて下さいというと、みなさん描いて下さいました!LEDが大人気でしたね!
これからも積極的にそういうイベントを実施していきますので、興味のある方・電子工作してみたい方はぜひ一緒に電子工作しましょう!
初心者の方、大歓迎です!ファブラボで一緒に勉強しましょー!
ホームページ・Facebookの方でも告知致しますので、お楽しみに!
近日実施予定の光る系のワークショップだと、こちらになります!光る魔女ステッキつくりますよー
お子様でも参加できますので、ぜひご参加ください!
スタッフ飯島が、ファブラボ太宰府を卒業しました!
こんにちは、ファブラボ太宰府スタッフの飯島です!
1年間このファブラボ太宰府でスタッフとしてアルバイトをさせていただいていましたが、9月17日の成果報告会をもって卒業させてもらうことになりました。
今回はその1年間の振り返りをしてみたいと思います。
この1年はとにかく、人との出会いに恵まれた1年でした。
日本ファブラボ会議やYamaguchi mini maker faire、ワークショップコレクションなどいろんな場所に出張に行かせてもらえただけでなく、太宰府に来られるいろんなお客さんとの交流は、自分にとってかけがえのないものとなりました。
またこの1年間で、ファブラボ太宰府も大きく変わりました。
ライトユーザーの方に向けたワークショップの実施が中心となっていたのが、リピーターのお客さんが増えてくるにつれ、オープンラボでの自由なものづくりをしに来られる方がとても多くなりました。
また自分自身の変化としては、アルバイトと並行して受講していたオンライン講義のFabAcademyを通じて、作れるものの幅が広がりました。
この講義の最終課題として作ったスピーカーボックスは、自分が欲しいと思えるスピーカーを表すものの一つとなりました。
僕は音楽をしていますが、電子工作のようなものを作る力だって、表現の一つなんじゃないかと思っています。
9月17日の成果報告会はそういった思いを込めて、自分で作ったスピーカーを使ってギターの演奏をして発表を締めくくりました。
そして発表会の最後にはサプライズに、寄せ書きの書かれた電気回路の本をプレゼントしてもらいました!
金色のガッシュ!!に出てくる呪文の本をものすごく忠実に再現したデザインです!!
中には僕の肖像と共にパラメーターが!豪華すぎるサプライズでした!!!
用意してくれた中澤さん、衞藤さん、そして寄せ書きを書いてくれた皆さんありがとうございました!
スタッフはこれで卒業となりましたが、まだまだファブラボでしたいことはたくさんあります。
大人になっても、自分が欲しいと思えるものを作り続け、いろんな人が集まるファブラボで人との出会いを楽しみ、ものを作るMaker(メイカー)にしかできない表現を追求する。
そういう生活がずっと続くように、自分ももっと変わっていきたいです。
改めて、この1年でファブラボ太宰府を通じて出会えたスタッフ、ボランティアの皆さん、ユーザーの方々にお礼の気持ちを伝えたいです。
本当にありがとうございました!
家族のためのデザインワークショップを開催しました!
本日、ファブ3Dコンテスト家族の部への応募をサポートするデザインワークショップを実施しました。
このコンテストは、小・中学生の部、家族の部、フリースタイルの部、プロ/セミプロの部の4つの部門がありますが、ファブラボ太宰府ではご家族のお客様が多いということで、家族の部を対象にすることにしました。(もちろん、他の部の応募を考えている方でも、3Dデータの作成や、3Dプリントなどはサポートいたしますので、ご気軽にご相談ください。)
本日の参加者は、2家族で、お母さんとお子さんというメンバーでした。2家族とも常連さんで、和気あいあいと終始楽しい雰囲気で進めることができました。
全体の流れは、下のようになっています。
1.アイスブレーク「スケッチ伝言ゲーム」
2.問題解決のデザイン(デザイン思考)の解説
3.デザイン事例の紹介
4.課題出し
5.アイデア出し
まず、「スケッチ伝言ゲーム」でアイスブレークをしました。「犬」をお題として出題しましたが、うまく伝言できていました。
その後は、課題(気づき)を見つけ、その解決策(アイデア)を展開するという、「デザインのプロセス」を行って頂きました。
家族によって課題も様々で、とても面白かったです。例えば一部ですが、下のようなものが出ました。
・子どもが勉強中に集中が続かずに、すぐ席を立ってウロウロする(家族はウロウロ君と呼んでいる)
・家の中で季節関係なく、男の子がパンツ一丁になってしまい見苦しい
・子どもがお菓子などの包装紙をゴミ箱に入れてくれない
課題を特定したら、それを解決するアイデアをみんなで考えました。そのアイデアは、コンテストで賞を獲って皆様にお知らせできたらと思います。
今後は、ご家族とスタッフで協力して、形を考えモデリングをして、3Dプリントし、検証と修正を行います。この場で進歩状況をまたお伝えできればと思っています。
10/1(土)にも同じワークショップを開催いたしますので、家族でのご参加をお待ちしております。詳細、お申し込みはこちらよりお願いいたします。
はじめてのマイコンとスピーカーワークショップ実施しました!
やや投稿が遅くなってしまいましたが、7月30日に、マイコンを使ったスピーカーボックスを作るワークショップを行いました!
このスピーカーボックスは、ウォークマンにつなげて音が鳴ると同時に、音に合わせて木の裏に埋め込まれたLEDが光る仕組みになっています!
大人から子供までいろんな方が参加してくれました。
半田付けの経験のない方でも、午前中に開いた半田付け練習会に参加し、スピーカーを作る準備をしました。
はじめに、みんなで一緒にゆっくりと半田付けをしていきます。
そして、徐々に電子部品を半田付けしていきます。
回路が完成すると、、、LEDが音に合わせて光りました!
音が初めて鳴る瞬間はとてもワクワクしますね!
あとは半田付けした電気回路を、グルーガン、ネジ、ボンドを使ってボックスに組み込んでいきます。
完成すると、みんなとても嬉しそうでした。
そして驚くことに、出来上がったスピーカーをその場で自分なりにアレンジしてくれる参加者さんが。思ったことをすぐ行動に移せる身の軽さは自分も見習いたいなあと思いました。
またこのワークショップを経て、単に組み立てて動かすだけでなく、電気回路の仕組みについてもっと知りたいというお客さんが何人もいました。
ワークショップが人の自由な発想の助けとなるためには、作る人が自由に手を加えられる設計にすること、そして、疑問に思った知識や技術に対するサポートが不可欠だと感じました。
ファブ夏祭り!2016!
夏の最後の締めくくりに、今年も実施しました!ファブ夏祭り!
今年は事前にFacebookのイベントページを作成し、そのページから参加できるようにしました
これが予想以上に大反響で、今回新規でなんと7家族も参加して下さいました!
午前中は通常のオープンラボと、外ではシャボン玉で遊ぶイベントを実施しました
自分でイラストを描いてデザインしたシャボン玉の輪っかを、レーザーカッターで切りました!
輪っかは、吸水性のあるものでつくると良いそうです!
なので、針金に毛糸を巻いて好きな輪っかの形をつくります
シャボン玉は子供達に大人気でしたー!
室内では、主に大人の方に向けてレーザーカッターやデジタルミシンの機材講習
外では子供たちが遊んで、室内では大人たちがものづくりという感じでした
レーザーカッターの動く様子には子供たちも興味深々
お昼はBBQ!
みなさんどんな食材を持ってくるかなーとワクワクしていたら、想像以上に沢山の食材を持って来て頂きました!!!!持ってきて下さったみなさま、ありがとうございました!
BBQの準備も参加者全員でします!
タコ焼き器を持参されて、みなさんにふるまって下さる方も!
とっても美味しかったですー!
他にも、自家製のベーコンやトウモロコシ・ししゃも・さつまいも・すいかなどなど
食材以外にもテーブルやイス・テントも持って来て下さり、本当に助かりました!
みなさまのおかげで、とても美味しく楽しいBBQとなりました!
本当にありがとうございました!
因みに写真は、いつもオープンラボやイベントに参加してくれる小学生の女の子にお願いしました!
ことはちゃん写真ありがとー!
午後からは、室内でわたあめ機を使ってわたあめをつくる体験とロボキングを実施しました!
わたあめは子供に大人気で、みんな列になってました!機械を貸して下さりありがとうございます!
ロボキングのルールは
・1vs1のロボット相撲(土俵から落ちた方が負け)
・制限時間は1分
・トーナメントの得点+見た目や面白さの一般審査
・最終的な総合得点が一番多い人の勝ち
15時からのロボキングの出場に向けて、最終調整する子供と当日ロボットつくる大人たち笑!
子供の方が計画的でしっかりしていましたね笑
スタッフも出場しよう!ということで、私も当日つくりましたー
その日は特別にEKさんの商品も販売していたので、その商品を使って出場している人もチラホラ
こちらの【ソーラーぶるぶるモンスター】
太陽電池と振動モーターがを付けて光を当てると、ぶるぶる動きます
シンプルな仕組みなので、作る人によって個性がでるので面白いですね!
以下ぶるモン使ってハックしたロボットたち
「負けろ」の文字が相手に精神的プレッシャー与えますね
こちらは、ジャイ子のイラストが可愛いロボット
こちらは、タコ型のロボット。ハチマキしているのが芸が細かい!
こちらは、、、紹介するのがあれなんですが、会いたくて震える10代女子バイブル的ロボットです
他の出場者のロボットは以下の通りです!
去年イベントで作ったロボットで今年も挑戦してくれる子も!大事に保管してくれているのが嬉しいです
ポケモンGO!の流行りにのったロボットも
こちらは今年も親子で参加してくれましたー!
相手の攻撃をよけて前にはスポンジを取り付けたロボット!
おそらく一番時間をかけて作ってくれています!
EKさんの商品のリザードロイドで出場してくれる子も
以下スタッフのロボットたちですー
以上計12名が参加しました!
因みに司会はマリオとルイージ!
別にオリンピックにかけた訳ではないです!
白熱の試合の様子は動画でどうぞ!
https://goo.gl/photos/JU515fTnRGMW4Y9p6
https://goo.gl/photos/xRcZb5EKfFF4wVM78
https://goo.gl/photos/NY9QqgFYHkegfY976
https://goo.gl/photos/uDm8WzPEy8kr3Q2K7
試合に参加しない子も大興奮でした!
試合で負けても、見た目の面白さやカッコよさで逆転の可能性あり!
観戦していたみなさんに、1枚1ポイントのシールを貼っていってもらいます
カワイイ・カッコイ・おもしろい・いいね・ナイスファイト の全部で5種類のシールを1枚ずつ配ります
ここでまさかの事態が
「いいね」シールを逆さまに貼って「よくないね」としていました笑
貼られているのはインターンでうちに来ている大学生スタッフのロボット
スマートに優勝したのが大人気なかったらしいです笑
因みに総合優勝も彼でしたが、賞品はラボに寄付されたので今度みんなで組み立てましょう!
今年も去年同様、グッデイとEKさんのほうより賞品が贈られました!
みんな嬉しそうでしたー
最後はいつもの記念撮影!
マリオとルイージが目立ちますね
朝から浴衣も着ていたので、2回も衣装チェンジしました笑
来年はみんなも浴衣着たり、色々な衣装着て参加しましょう!
参加して下さったみなさま、どうもありがとうございました!
来年もよろしくお願い致します!
ワークショップコレクションin福岡
8月20・21日に天神中央公園にて、ワークショップコレクションin福岡が開催されました
主催は、NPO法人CANVASさんとグッデイです
「ワークショップコレクション」とは、こどもたちの創造力・表現力を刺激するクリエイティブ・ワークショップの全国普及と発展を目的としたプロジェクトです。全国に点在するこども向けワークショップを一堂に集め、一般へ広く紹介する博覧会イベントを年に1回実施しています。
私たちファブラボ太宰府は、【おいでよ!ファブラボランド!】と題し
[ファブラボ九州β]
[ファブラボ山口]
と合同で出展しました。
ワークショップは以下の2つを実施しました。
■出張!オープンラボ!
ファブラボの特徴の1つであるオープンラボ(参加者が自由に機材や工具を使ってものづくりができる時間)を、今回初めてワークショップ形式で実施。他のブースで作ったものを持ってきて、工具やデジタル工作機器でアレンジを加えたり、困ったことをものづくりで解決できる工作コーナーを設けました。
レーザーカッターやカッティングマシンなどのデジタル機材の他に、インパクトドライバー・はんだごて・グルーガンなどのハンドツールも一式持っていきました!
ただ作って終わりではなく、きちんと記録を残して他の人にも共有することが、今回のWSの目的の1つでもあります。
最初に何を作りたいか記入して貰い、最後に何をつくったか・頑張った点を記入して貰い写真を貼って完成です。
今回のワークショップでは、ドキュメンテーション(記録)を大事にしました。
作る時の参考になるというだけでなく、自分で考えながらつくる時に何をしたいか明確になり・スタッフもサポートしやすくなります。
普段のオープンラボの時もそうですが、記録を残すことはとても大切なことです。
全体的には、子供向けのワークショップでしたが、オープンラボには大人の方も参加して下さいました!
たまたま通りがかったアメリカ人の男性が、面白そう!と参加。
ものづくりを通して交流できるのもよいですよね。
親子で一緒に参加された方もいて、お父さんの方が凝って作っていました
工具の使い方をみていて、普段からものづくりしているんだろうなーという手際の良さでした!
その作品がこちら!
20分で完成させたとは思えない位のクオリティ!
2日目は、1日目の作品をプリントアウトして外のテントに飾っていたのですが、こちらの作品をみて「ロボットつくりたい!」という男の子が殺到しました笑
自由にオリジナルのものが作れる!というのが今回のWSの強みでしたが、なにを作ったら良いかわからないという声も多かったです。
そんな中、材料をぱっと選んで積極的に作業している男の子がいました
したいこと・わからないことが的確で、少しのサポートしか必要なかったです!
選ぶ素材も中々ギークで完成がどうなるかとてもワクワクしました
女の子には、デコレーションができるということで名札が人気でしたー
またレーザーカッターの加工の様子に、大人も子供も興味深々でした!
みんな食い入るようにみていました
■ゆかいなマイメンをつくろう!
お面のかたちに加工された紙に、木、プラスチック、布、シールなど自分の好きなパーツを貼り付けます。最後にゴムひもをつけて完成です。さまざまな色・素材にふれることで、お子様のイメージをかたちにしたり、想像力を膨らませることができます。
お面の形のベースに好きな素材好きな素材を貼っていくだけなので、小さなお子さんでも楽しく参加することができます!実際参加してくれた子供達も、とても楽しそうでした!
なるべくこちらからは、これを貼ったら?とか言わないように、子供の自由な発想を大事にしながらサポートしました。
男の子にはストローの素材が人気で、とりあえず最初にストローをキープするという子が多かったです。貼り方も、垂らして何本も貼ったり、立体的に貼ったりなど様々でした。
嬉しい事にカップルで参加してくださる大人の方もいらっしゃしました
楽しそうに作業されている様子にほっこりしました。
オープンラボをワークショップ形式での実施と、他のファブラボと合同でワークショップするのは今回初の試みでした。当日どうなるかとても不安でしたが、とても良いフィードバックを得ることができました。
今回ワークショップに足を運んで下さったみなさま、暑い中ご参加して頂きありがとうございました。
これを機にファブラボに少しでも興味を持って頂けたら幸いです!
通常のオープンラボは毎週午前9時30分より実施しています。
https://fablabdazaifu.com/openlab
どなたでもご参加できますので、よろしくお願い致します!
手羽先骨格標本WS実施しましたー!
執筆が遅くなりましたが、7月28日・8月4日に手羽先骨格標本ワークショップを実施しましたー!
普段私たちが口にしている食べ物の骨も、丁寧に処理をする事でまた違った見方が生まれたり、その動物についての理解が深まればいいなと思い今回のワークショップを実施しました。
1日目は持参してもらった手羽先の骨を綺麗にする作業をしました
・ポリデントで煮込んで余分なお肉や脂を取り除く
・オキシドールに漬けてお持ち帰り
・骨についての座学
持ってきてもらった骨をネットにいれて、他の骨と混ざらないようにします
ここが意外と重要で、他の骨と一緒にすると組み立てる時にわからなくなってしまうので要注意です!
骨は一見同じに見えますが、個体によって骨の大きさが違いますし、鶏の年齢によっても骨の個数が違います。
鍋で煮込んでいる間に、骨についてのお勉強
自由研究に使えるように、資料も用意しました!
お子さんよりも一緒に参加していたお母さん方の方が食いついてましたね笑
お肉を取り除く方法は沢山あるのですが、ポリデントやパイプ洗浄剤を用いる方法が一般的には普及しているようです。
薬品も手に入りやすいですし、保管も便利なので個人的にもお勧めです
鍋で骨を煮込み終わったら、取り出して歯ブラシでお肉を取り除いていきます。
この時に、手根骨という小さい骨(人でいうと手首の骨)が小さく幾つもあるので、失くしやすいです
みんな丁寧に骨を取りだしていました!
骨を取りだしたら、用紙に並べてきちんと全部の骨があるか確認します。
確認できたら、オキシドールの入った瓶に入れて終わりです!
そのまま瓶を持って帰ってもらい、1日~3日ほど白くなるまで浸漬します。
1日目はここで終了です
2日目は乾燥させた骨を組み立てていきます
最初はグレーがかっていた骨も、オキシドールに漬けると白くなっている様子にみなさん驚いていました
骨を用紙に載せて、小さい骨からグルーガンで接着していきます
どの向きで付いていたのか、自分で考えながら色々方向を変えてみて、しっくり重なるところを接着します
手羽先だと、あまりピタッとはまることは無いのですが、豚足だと骨がぴったりはまるそうです!
部位によっても変わってきそうですよね。
骨を組み立てたら、ピンバイスで穴を空けます。
台座部分の穴は、ボール盤を使って穴をあけてもよいです
その穴に、2重にした真鍮線に接着剤をつけて差し込みます。
その真鍮線を隠すように真鍮パイプをはめます。
こうすると、真鍮パイプのラインが綺麗にみえます
反対側の台座部分も同様に接着します。
ここまで出来たらほぼ完成です!
あとはCNCミリングマシンを使ってプレートをつくります
CNCミリングマシンとは、データ通りに木や金属を自動的に削ってくれる機械です。
手順さえ覚えればとても簡単に使うことができますよ!
自分で好きな文字を入力します。
この男の子は【てばさきくん】って削りたいとのことでした笑
こういう面白い発想が生まれるのもワークショップならではだなと思います
またワークショップしていて嬉しい瞬間ですね
キーボードを使って、機械を操作するのですがそちらも実際に体験
削る様子もとても熱心にみていました!
削り出したら、周りを切り取って台座に貼って完成!!
参加者の方がの完成した作品がこちら!
それな!って感じのサインにみえますね
元々は私の個人的な趣味で始めたワークショップですが、思いがけず良い反響があり今回実施して良かったなと思います
作り方も簡単で、薬品や材料も身近で手に入るものばかりです。
作り方は、fabbleにまとめているので、どなたでも閲覧できます。
http://fabble.cc/fablabdazaifu/xxxxxxx
みなさんもぜひご家庭で作ってみてはいかがでしょうか