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本日、COMAYOSE RING WORKSHOP in 太宰府(木の指輪づくり)を開催しました。

comayose木の指輪

COMAYOSEってご存知ですか?
COMAYOSEとは、細かい(COMA)木材を寄せて(YOSE)つくる現在版寄木細工のことを言うんですって。

 

本日は、そのCOMAYOSEで指輪を作るワークショップを
東京より来福してくださった駒野先生より教えていただきました。
駒野先生は、ファブラボ太宰府ファブマスターの以前からのお友達で、
とっても木を愛する方です。

指輪作成の手順を説明していきます。

1)指輪にする木を選びます。

ヒノキ、カリン、ブナ、レースウッド、サティーネ。。。
など10種を超える木材が用意されていました。
中には地中の中に100年以上眠っていた貴重な木材もあったとか!?
色も違って、厚さも違う木材から、好きなものを数種類選びます。
みなさん、真剣なまなざし。
木材だけでなく、それらを重ねる順番までみなさん嬉しそうに、楽しそうに考えていました。

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2)選んだ木をレーザーカッターで自分の指の太さにカット

レーザーカッターを使って、木をカットしていきます。
手でカットすると、とっても大変ですが、
レーザーカッターなら数秒でできあがります!
みなさんその速さにびっくりされていました。

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3)木を接着します

カットした木を接着剤で接着していきます。
切られてしまうと、何が何の種類の木か選んだ本人も分からず、私たちスタッフも分からず状態のなか、
駒野先生は即答されてました。さすが木を愛していらっしゃる!!

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接着後は、しっかりと固定して数分待ちます。

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4)ひたすら、やする

荒いやすりから、細かいやすり3種類を使ってレーザーの焦げを削り、
また、自分の好みにやすっていきます。
丸くやすったり、ごつごつにしたり、あえて節を残したり。。。
木を選ぶ時点で自分なりの指輪でしたが、さらにオリジナルがでてきます。
私はひたすらやすりの途中でリタイヤ。
ですが、それはそれでかわいい!と、親ばかになっちゃうやすりの面白さ。

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5)蜜蝋をぬる

やすったあとに、蜜蝋を布で塗っていきます。
すると、さっきまでは木粉で白かった指輪がきれいな色に早変わり!
みなさん自分の指輪にご満悦しながらも、となりの方の指輪を見て、

「あー、その色いいな。」

「その色にすればよかった。」

「もっとやすります!」

自分の作品がほめられて嬉しくなったり、
アイディアが浮かんできたり、
他の人と一緒にするものづくりっていいですね。

下の写真は、やする前と、蜜蝋を塗った後のもの。

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日ごろから、アクセサリーをつけない私も、気付けば今も身につけてます。
自分で選んで、やすったということもありますが、
木の暖かさっていいですね。

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本日、参加していただいたみなさん

遠いところよりお越しいただいた駒野先生

本当にありがとうございました。

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