「キリンの身長計つくり」を実施しました
本日、キリンの身長計つくりを実施しました。
◆ショップボットの見学
ショップボットって、まったく聞きなれない言葉ですが、
どんなことができて、他の機械とはどこが違うのか、またどんな注意点があるのか
それぞれお話した後、実際にショップボットとご対面~
今回のキリンを切り出しにかかる時間は、約5分。
・メモリを彫る動き
・周りを切っていく動き
ショップボット部屋は暑いんですが、
そんな中でも、参加されていたみなさんずっとショップボットの動きを見られていました。
参加された2歳のお子さんもその動きが楽しいみたいで、凝視されてました。
◆キリンの塗装
準備をしてから、いざ塗装!
事前にイメージをしてきていただいたおかげか、
それともお子さん2人が芸術肌なのか、
なんの迷いもなく、塗装が始まりました。
2歳の男の子は、「ハケ」、「手」、「スタンプ」を経たのち、やっぱりハケがよかったみたいで、
その手がとまることがなかったです。
終わりだから手を洗うんですけど、戻ってくると「まだ塗る!」
…塗装ループは終わりません。
お父さんと一緒に片づけをしている間に、お母さんが書き加える。
お母さんと一緒に手を洗っている間に、お父さんが最終段階にもっていく。
その連携プレーに感銘しました。
小学生の女の子は、最初は単色で塗っていましたが、
色を混ぜる楽しさ、色を作る楽しさを知ってしまい、たくさんの色を作っていました。
それを、ハケでとばしながら立体的なアート作品へ
個人的にはピンクがピカイチ!
事前にイメージしていたものはその場で更新されまったく違うものになったようです。
キリンの足元がドットだったり、
線が描かれていたり、
その線からハケで色を飛ばすことを思いついたのかな。
そんな過程が見られる身長計です。
ペンキを塗ることも、
大きなものに塗ることも、
お子さんたちは、とっても楽しそうでした。
2時間飽きることなくずっと集中していました。
家だと部屋を汚されないかヒヤヒヤしちゃいますが、
今回はのびのび塗装できたのもよかったみたいです。
(↓塗装終了後、イネを見ながらのびのびしてる写真)
どちらのキリンも、決してキリン柄ではないですが、
同じ色で塗られた箇所はひとつもなく
70cmあたりには、手形で塗った緑が隠れていたり
メモリ1本1本の色もよーく見ると、いろんな色が混ざっていたり。
私は身長が150cmになった時の喜びを今でも覚えています。
ですが、「150cmなった!」っていう喜びでなく、
「やっとこの色まで届いた!」とかなるのかな。とワークショップ中に考えていました。
お子さんの成長は早いですが、
その成長ごとにキリンがそばにいてくれる、
そのキリンに刻まれていくことを嬉しく思います。
本日は、参加していただき本当にありがとうございました。
出展イベント情報 ~夏休み~
夏休みに入りましたが、
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
気付けば7月も後半に入ってて、正直ビックリしています。
ファブラボ太宰府の夏休みイベントも、少しずつ始まっています。
私と同様、ビックリされている方も大丈夫です!
まだまだイベントもたくさんご用意していますので、
夏休みのご予定にまだ空きがある方はこちらをご覧ください。
ファブラボ太宰府には興味あるけど、遠いな…
と思われている方に朗報!
この夏、
ファブラボ太宰府では、太宰府以外でも活動を行っています。
◆Maker Faire Tokyo
8/5(土)~8/6(日)
東京ビックサイトで行われるMaker Faire Tokyoに出展いたします。
持参するのは、つくると!3で出展した「ファブライフゲーム」!
さらに改良を加え、もっと遊びやすくなりました!
遠くて、なかなか太宰府まで来られない方々に遊びながら、ファブラボ太宰府を体験してもらってきます!!
もちろん、ファブラボ太宰府に来られた方も東京でお待ちしております。
Maker Faire TokyoのHPはこちら
◆ワークショップコレクション ミニ in 福岡
8/19(土)~8/20(日)に、
旧大名小学校跡地で行われるワークショップコレクション ミニ in 福岡に出展いたします。
こちらは、電気を通すインクペン「導電ペン」をつかったワークショップ。
電気難しそう…
電子工作難しそう…
まずは、楽しいものづくりを通して「回路づくり」を体験しましょう!
ファブラボ太宰府以外にもたくさんのワークショップが行われていますよ。
大名なので、バスで来るもよし!車で来るもよし!地下鉄で来るもよし!電車で来るもよし!
アクセス方法はたくさんありますので、みなさんぜひお越しください。
ワークショップコレクション ミニ in 福岡のHPはこちら
この夏、多くの方にお会いできるのを楽しみにしています。
「レーザーカッターに触れてみよう」を実施しました
本日、
デジタル機材を体験!「レーザーカッターに触れてみよう」を実施しました。
参加いただいたのは5歳と3歳の男の子2人でした。
◆絵を描く
「好きな絵をたくさん描いてください」
お兄ちゃんは昆虫をたくさん描いていました。
カブトムシ クワガタ ゴマダラカミキリムシ
テントウムシ バッタ アブラゼミ
どれも上手に描かれていましたが
その中から、カブトムシを選びました。
弟くんは、お兄ちゃん?だったかな?を描きました。
◆データ修正の間、先に切り出した形に色を塗ります
お兄ちゃんは、カブトムシと星
弟くんは、お兄ちゃんと同じカブトムシと、あと猫を選びました
今回使った塗料はnuro
絵の具のように塗りやすく、また乾くのも早い!
2人とも、上手に塗っていきます
塗り重ねも、とても芸術的!!
◆実際にレーザーカッターを動かしていきます
お兄ちゃんには焦点を合わせてもらい
弟くんにはスタートボタンを押してもらいます
いざ、自分が描いたカブトムシがでてくると、ものすごく嬉しそうに
レーザーの動きを終始見ていました
◆ご対面
自分で描いたデザインが木に彫刻されたキーホルダー
初めてレーザーカッターを操作して
初めてレーザーカッターで彫刻をして
初めてキーホルダーのチェーンをはめて
初めて尽くしの1時間でしたが、
どれも楽しそうにしてくれて、本当によかったです
自分で描いたデザインが、今まで体験したことがない方法で木に彫刻されている。
その様子をずっとずっと、逃すまいと見つめている姿を見て、子どもの貴重な体験を横で見ることができて、私にとってもいい時間となりました。
本日参加いただき、本当にありがとうございました。
なお、本イベントは8/10(木)にも行います。まだ空きがありますので、ご参加お待ちしております。
ご応募は、こちらからどうぞ
手作り木製ままごとキッチンを実施しました
本日、手作り木製ままごとキッチンを実施しました。
〇ショップボット見学
今回のままごとキッチンの切り出しには45分ほどかかるため、
来週のキリンさんを切り出しました。
〇タグをとる
ショップボットの切り出しでは、動作中にパーツが動かないようにタグをつけます。
プラモデルのようになってるんです。
なので、まずはそのタグをのみやのこぎりで取っていきます!
のみを使うことってなかなか人生ではめぐってくるものではないですよね。
〇サンダーで表面をやする
サンダーを使って、軽く表面をやすります。
これまた、なかなかないこと。
隣でお母さんがサンダーを使っているところを誇らしげに4歳の息子さんが見ていました。
〇細かいところは手でやする
ショップボットでは、少しだけバリが残ってしまったため、
細かいところは、手でやすっていきます。
みんな黙々と。。。。
スタッフも加わり黙々と。。。
大人が計6名でやすりがけした2時間以上
ここが一番の山場でした。
参加者の皆さん、お疲れ様でした。
ちょっと飽きちゃったのか、息子さんは息子さんでものづくり。
大好きな目玉焼きを作っていました。
〇はめ込む
キッチンをはめ込んでいきます。
釘をほとんど使わないことを売りにしているこのままごとキッチン!
カッチリと部材がはまっていきます。
〇ニスを塗る
やっときました!4歳の息子さんの出番です!
やすりも楽しそうにしていましたが、
塗装となると、顔つきが職人顔に!!!!
ニスを塗っていないところが分かる4歳。
別の参加者の方は、コンロの取っ手を赤くするオリジナル。
しかも、この塗装はお子様にも優しいミルク原料の塗料です。
自分の子どものことを考えて塗装する。
そして、そのキッチンをお子さんが使ってくれるってDIYならではですね。
〇扉をつける
扉を蝶番を使ってつけます。
蝶番の裏表を考えながら、ネジをクルクル
〇有孔ボード
事前に壁になる有孔ボードの高さを聞いたオリジナルです。
もちろん、ショップボットで切り出しました!
有孔ボードをはめる溝もショップボットで作成しています。
気持ちいいほどベストな溝!
〇完成
1時から5時までの計4時間。
みなさん、大変お疲れ様でした。
〇設計者 白水氏よりひとこと
お子さんにも参加していただいたのですが、一週間前から楽しみにしていたといってくれて設計冥利に尽きます!
夏のやすりがけは大変ですが楽しんでもらえてよかったです。
今回、参加していただいたみなさん
やすりがけ、設計お疲れ様でした。
また、設計、ワークショップの進行をしていただいた白水さん
本当にありがとうございました。
夏休みイベント、開催します!
梅雨に入って、あと少しで1ヶ月が経とうとしていますが
みなさんいかがお過ごしでしょうか?
すでに夏日を感じることがチラチラとありましたが、
そろそろ本番の夏がやってまいります!
スケジュールにまだ空きがある方必見!!!!!!
今年の夏も、ファブラボ太宰府ではさまざまなイベントをご用意しております。
7/21(金)ミニファブ道場ーアクリル染色編ー ※ファブラボ太宰府会員の方対象
夏にピッタシ!事前にカットしたアクリル作品を、染色します。
7/22(土)ままごとキッチン
釘を使わない、お子様用ままごとキッチンを親子で作ります。
7/25(火)レーザーカッターに触れてみよう 第一回
レーザーカッターを使って、自分で書いた絵をキーホルダーにします。
7/26(水)電気を通すペンをつかって光るカードをつくろう! 第一回
CMでも起用されている導電ペンを使って遊びながら電気の仕組みも学べます。
7/29(土)キリンの身長計つくり
ショップボットで切り出したキリンの身長計にペンキで塗装します。
8/10(木)レーザーカッターに触れてみよう 第二回
レーザーカッターを使って、自分で書いた絵をキーホルダーにします。
8/11(金)ミニファブ道場ー拭き漆編ー ※ファブラボ太宰府会員の方対象
拭き漆で、自分の作品や素材を高級にします。
8/16(水)自分で作ったひこうきをとばそう
木のひこうきを作って、参加者全員でひこうきとばし大会をします。
8/17(木)電気を通すペンをつかって光るカードをつくろう! 第二回
CMでも起用されている導電ペンを使って遊びながら電気の仕組みも学べます。
8/25(金)ミニファブ道場ー革細工編ー ※ファブラボ太宰府会員みの方対象
革素材をレーザーカッターで加工します。
各イベントの参加人数は限られていますので、
ご興味のあるイベントがありましたら、お早めにお申し込みください。
なお、お申し込みの際には参加される方のお名前、人数を必ず記載ください。
イベントによっては、日にちおよび時間が分かれているものもありますので、
その際にはご希望の日にちと時間も記載ください。
各ワークショップへのお申し込みお待ちしています!
COMAYOSE RING WORKSHOPを開催しました
本日、COMAYOSE RING WORKSHOP in 太宰府(木の指輪づくり)を開催しました。
COMAYOSEってご存知ですか?
COMAYOSEとは、細かい(COMA)木材を寄せて(YOSE)つくる現在版寄木細工のことを言うんですって。
本日は、そのCOMAYOSEで指輪を作るワークショップを
東京より来福してくださった駒野先生より教えていただきました。
駒野先生は、ファブラボ太宰府ファブマスターの以前からのお友達で、
とっても木を愛する方です。
指輪作成の手順を説明していきます。
1)指輪にする木を選びます。
ヒノキ、カリン、ブナ、レースウッド、サティーネ。。。
など10種を超える木材が用意されていました。
中には地中の中に100年以上眠っていた貴重な木材もあったとか!?
色も違って、厚さも違う木材から、好きなものを数種類選びます。
みなさん、真剣なまなざし。
木材だけでなく、それらを重ねる順番までみなさん嬉しそうに、楽しそうに考えていました。
2)選んだ木をレーザーカッターで自分の指の太さにカット
レーザーカッターを使って、木をカットしていきます。
手でカットすると、とっても大変ですが、
レーザーカッターなら数秒でできあがります!
みなさんその速さにびっくりされていました。
3)木を接着します
カットした木を接着剤で接着していきます。
切られてしまうと、何が何の種類の木か選んだ本人も分からず、私たちスタッフも分からず状態のなか、
駒野先生は即答されてました。さすが木を愛していらっしゃる!!
接着後は、しっかりと固定して数分待ちます。
4)ひたすら、やする
荒いやすりから、細かいやすり3種類を使ってレーザーの焦げを削り、
また、自分の好みにやすっていきます。
丸くやすったり、ごつごつにしたり、あえて節を残したり。。。
木を選ぶ時点で自分なりの指輪でしたが、さらにオリジナルがでてきます。
私はひたすらやすりの途中でリタイヤ。
ですが、それはそれでかわいい!と、親ばかになっちゃうやすりの面白さ。
5)蜜蝋をぬる
やすったあとに、蜜蝋を布で塗っていきます。
すると、さっきまでは木粉で白かった指輪がきれいな色に早変わり!
みなさん自分の指輪にご満悦しながらも、となりの方の指輪を見て、
「あー、その色いいな。」
「その色にすればよかった。」
「もっとやすります!」
自分の作品がほめられて嬉しくなったり、
アイディアが浮かんできたり、
他の人と一緒にするものづくりっていいですね。
下の写真は、やする前と、蜜蝋を塗った後のもの。
日ごろから、アクセサリーをつけない私も、気付けば今も身につけてます。
自分で選んで、やすったということもありますが、
木の暖かさっていいですね。
本日、参加していただいたみなさん
遠いところよりお越しいただいた駒野先生
本当にありがとうございました。
ショップボットミニ体験WS-デスクオーガナイザーをつくろう!を実施しました!
ゴールデンウィークも終盤にさしかかった5月6日(土)に、ショップボットミニ体験ワークショップを実施しました!
前日に切り文字をつくるワークショップを実施し、今日はデスクオーガナイザー作りでした。
デスクオーガナイザーというと聞きなれませんが、机周りの収納に便利な小物入れです。
ペン・USB・名刺・クリップなどなど、社会人に必須のアイテムをまとめて収納する事ができます!
今回は3組の方に参加して頂きました。
ファブラボに来られるのが初めての方もいらっしゃったので、まずは簡単にファブラボの紹介。
そしていよいよショップボットの見学。見学の前に注意事項とお願いについてご説明させて頂きました。
ショップボットを見学する時は、必ずゴーグルを着用します。加工中に粉塵から目を保護するためと、ミルが折れてしまったときに折れたミルが目に刺さるのを防ぐためです。実際にこれで失明された方もいるそうです。
また、加工中は黄色いテープの内側に入ってはいけません。足は入っていなくても、体を乗り出して加工の様子を見るのも危ないので禁止です。
以上を踏まえた上で、加工の様子を見学していきます。加工は全部で5分ほどです。
みなさんショップボットの動いている様子に興味深々でした!
加工が終わったら、インパクトを使って加工した板を外していきます。
今回3×6板のMDF18mmから約10cm角のサイズを削ったのですが、それだけでも沢山粉がでます。
切った直後は、このように部分的に繋がっているので、ノミとトンカチを使って外していきます。
取り出したら、エアコンプレッサーを使って、残った粉を飛ばしていきます!
そして、先ほど加工してできたものをやすりがけしていきます。
みなさんもくもくと、やすりがけの作業をされていました!
エッジを落とすだけで、だいぶ手触りがよくなります。
みなさん思いのほか早くやすりを終えたので、スプレーで塗装しましたー
できあがった作品がこちら!
裏面も綺麗に塗装していて可愛いです!
こちらは、シルバーのスプレーで塗装しています!ご自宅でも仕上げてくるそうです!
こちらはオイルステインを塗っています!MDFの風合いを残しつつ良い感じです!
みなさん会社やご自宅でどのように使うのかな?と想像するだけでわくわくしますね!
今後も色々ワークショップを展開していく予定です。ご期待ください!
ショップボット体験ミニWS-切り文字飾りをつくろう!-を実施しました
5月5日(金)に、ショップボットを使ったミニワークショップを行いました。
昨年末にファブラボ太宰府に新たに導入されたショップボット!
大型のCNCミリングマシンの1つで、大きいものや、厚いものを加工してくれる機械です。
4月よりファブラボ太宰府でお披露目されていましたが、このたび初めてのミニワークショップとして、
「切り文字飾りをつくろう」を実施しました。
□注意事項
ミニワークショップの最初は、注意事項とお願いから始まります。
ショップボットは、大きく厚いものを切れる優れものですが、
その分危険が伴います。
注意事項として、
○ゴーグルを着用する
○サンダル、ヒールでの入室禁止
○加工中の途中退室禁止
○携帯はマナーモードに設定する
○黄色い線の内側には入らない、覗き込まない
○機械本体に触らない、ボタンを押さない
が必須となりますので、ひとつひとつ丁寧に説明していきます。
□切り出し
注意事項を守った上で、
いざショップボット、スタ――――――――ト!
誰よりも、私がいちばん緊張してます。。。。
参加者の方より事前に伺っていたアルファベットが順番に切り出されます。
みなさんきちんと黄色の線から2歩も3歩も下がった位置でショップボットを見つめています。
もちろん、注意事項を守っていただければカメラ撮影していただいて大丈夫です。
□タグはずし
ショップボットの加工では、加工中に制作物が動かないように、
プラモデルのようにタグを設置します。
そのため、加工後はそのタグをのみではずします。
□やすりがけ
そのタグも含め、切り文字飾りの角や切削面などをやすりで削っていきます。
参加者の中には、切り文字を8個頼まれた方もいらっしゃり、
切り文字屋さんのごとく目の前は文字だらけ。。。
また、データ作成段階でふと、
「F」って自立するのかなと思い、手元にあった「E」で実験しましたが
アルファベットの中で「F」だけ右に重心がよってるんですよね。
そこで、縦軸を他よりも少し太めにしてみました。
自立するかとても不安でしたが、無事立ってくれたようで。。。よかったです。
□塗装
次は、塗料nuroを使った塗装です。
nuroは、簡単にぬれる!すぐに乾く!色がかわいい!などとっても使いやすい塗料です。
参加者の方たちは思い思い、自分の好きな色を塗っていきます。
白い文字に挟まれた黄色の「&」が目玉焼きみたいになったり。
はみ出た部分をあえておしゃれに塗ったり。
マスキングテープを使って斜めに塗ったり。
切り文字も色を塗ることで、その方の家にあったものになっていきますね。
ワークショップ中に、切り文字にモスをはったら?という案がでて
ぜひ真似させていただきたいと思います。
そのほかにも、手でやすりを行いつつも、
お互いの話に花が咲いたり、とっても楽しいワークショップとなりました。
参加していたいただいた皆さん、ありがとうございました。
文字もじりモジュールをつくろう!WSを実施しました!
2017年3月17日(金)に、慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科在学中の淺野 義弘 氏を講師にお迎えして、ワークショップを実施しました。 まずは各自の自己紹介 その後は、主語や動詞など、いろんな言葉を集めます。 言葉の中には「シャチホコ張る」、「もこみち」、「脂肪」、「犬」、「オリーブオイル」などなど… なんでその言葉がでるの!?この人は一体何を考えてるんだろうか。と自己紹介を超えるものになりました。 次は、出てきた言葉たちを組み合わせてみて、 じゃあ、どうやってその言葉を形にするか、動かしていくかイメージ図にします。 中には、ワークショップ前日からご自宅でいろいろな言葉を考えていた参加者もいらっしゃいました! たくさんの言葉たちがつづられていますが、個人的には「ミドリムシ」が気になります。 次は、イメージ図を実際に形にしていきます! 「知恵を絞る」ってどうやって形にするか… 「知恵」を絞れるような素材ってなんだろうかと参加者とスタッフで探した結果、 スポンジ発見!!! そこで、スポンジをレーザーカッターでカットし、絞れそうな「知恵」完成! 「手前味噌」を形にするには… まずは、「味噌」をレーザーカッターで抜き取ります。 うっすらと商品名が見えてますが、こちらのみそは、ワークショップ中に手前味噌のため、急きょ購入しに走られていました! よし!次は手の前に味噌だ! とレーザーカッターで作った型に味噌を押し出します。 しかし!!! ここで、「味噌」の画数の多さに苦戦。 ですが決して「手前味噌」はあきらめません!!!! 「味噌」から「みそ」に変更して再挑戦です! その結果、「手前味噌」は無事完成! 終始笑顔が絶えません!!!!! また「手前味噌」をカメラマン5人が納めようと必死です! ちなみに、「手前味噌」を作成された方は、あの味噌の國、名古屋から参加してくださいました。 そんな味噌を含め、今回のワークショップではどこからともなくオリーブオイルが現れ、 いろいろな小道具もいつのまにやらスタンバイされ、できあがった作品を撮影していきます。 オリーブオイルをもこみちにたらす瞬間を逃すまいと、講師兼カメラマンの淺野さんも狙いを定めます!! 「空論」以外の机、いす、芝生はすべて参加された方が持参されたものです。 小道具たちのおかげで、作品に彩が増え、 ひとつの作品に対して、小物・背景変更で写真撮影会は大盛り上がり! また小道具の中にウルトラマンがいることを知ると、 「机上の「空論」をぜひウルトラマンに倒してほしい!」や、 「邪な心をプレゼントしよう!」 などなど… アイディアが次から次に出てきて、最終的には10個を超える作品が完成しました。 できあがった作品がこちらです。
みんなで鑑賞したあとは、 お気に入りの文字を持ってハイチーズ 写真撮影後も、 「もこみち」の行く先を考えたり、「三角関係」のプレゼントがあったりと、最後まで楽しい回でした。 文字を形にしたり、動かしたりする中で、手前味噌ってなんだっけ?机上の空論って? と、改めて考えました。 また、どうやってその言葉を表そうかと頭をめぐらせた1日となりました。 講師の淺野さん、ご参加くださったみなさま、ありがとうございました。 とっても楽しいワークショップは終わってしまいましたが、 まだまだ私の頭の中では文字もじりモジュールは続いています。 またもし開催されることがありましたら、ぜひご参加ください!
女子だらけの電子工作2017☆光るネイル作り
2016春秋と開催されてきました「女子だらけの電子工作シリーズ」の第三弾、「女子だらけの電子工作2017☆光る
今回も満員御礼でした、ありがとうございます!
今回は、 「NFC電波」で光る特殊なLEDつきシールを使ってネイルチップを作ります。
電波と書いてあるとおり、電池が
「なぜ電池がなくても光るの?」という疑問を、ネイルチップにカラーリングしながら
ネイルと電子工作・・・ あまり聞いたことがない組み合わせですね。
果たしてどのようなネイルができあがるのでしょうか?
まずは、今回使う「NFC」の説明から。
NFCは、ICカードなどに使われています。
NFCとは、Near Field Communication(近い場所との通信)の略省で、通信できる間隔は10センチほどです。
NFCをコイルに近づけると、電流が流れます。
今回はその電流を利用して、LEDを光らせます。
それでは早速ネイル作り開始です!
最初にNFCの入ったチップをネイルにくっつけ、UVレジンを塗ります。
レジンを塗ったネイルをUVライトに当てて、固めていきます。
ここで、ネイルが光る土台を作るわけです。
レジンが固まって、NFCチップがネイルに定着したら、装飾をします!
好きな色を塗ったり、パーツをつけたりなど、好きなようにデコレーションしていきます。
ここが人によって個性が出てくる楽しいところですね。
デコレーションが終わったら、先ほどと同様、UVレジンを塗って、UVライトに当てて固めていきます。
洞窟の中みたいでかっこいい・・・
ここで固まるのを待っている間に、少し詳しいお勉強。
そもそも「通信」ってなんでしょう?
糸電話を例にとって考えてみます。
糸電話では声がコップの底で振動となって糸に伝わり、その振動が反対側のコップのそこに伝わって、音になります。
この糸の部分が「通信」です。スマホの場合はこの通信を電波によって行っています。
電波とは、「三百万メガヘルツ以下の周波数の電磁波」のことです。(ここがよく試験にでるらしい・・・)
周波数とは、1秒間に繰り返す波の数のことです。
NFCの周波数は13.56MHz。
これはつまり、1秒間に波が1356万回個も送られているわけです!
この電波を利用して、電池なしでLEDを光らせているわけですね。
さて、ネイルはできたでしょうか?
ICカードリーダーの上に置いたところ、ネイルをうまく光らせることができました!
「おぉ〜!!」
早速光るネイルの写真撮影大会が始まりました!
実際にネイルをつけてみたり・・・
ディスプレイを整えてみたり・・・
中にはネイルでなく、ICカードケースを光らせるようにした強者も・・・
ひとりひとりの光るオリジナルのネイルが完成しました!
電子工作とネイルのコラボレーションの実現です。
このネイルをつければ、ICカードを掲げた時、ネイルが突然光りだして、目立つこと間違いなしですね!
以上、今回の「女子だらけの電子工作2017☆光る
女子力の高いワークショップでした!
女子だらけの電子工作、次回の実施もご期待ください!