レーザーカッターの修理が終わりました
10月半ばから利用を停止していましたレーザーカッター「HAJIME」ですが
修理が完了しました。
ご利用の予約を開始しております。
講習会も明日から再開いたします。
長らくご迷惑をおかけしましたが、引き続きどうぞよろしくお願いします。
スタッフ一同
3Dプリンター///本体篇///
ファブラボ太宰府で使用ている3Dプリンター「SCOOVO® X9」を紹介します。
シルバーの箱が本体
真ん中のカラフルなものが素材「フィラメント」
3Dデータを変換してくれるソフトの入ったパソコン
素材のフィラメントは、本体の後ろに設置するようになっています。
フィラメントがチューブを通って出てくる先のことを「ノズル」や「エクストルーダー」と呼びます。
エクストルーダーは200度位の高温になり、フィラメントを溶かして
ガラスのステージに積層していきます。
使ってみて分かったことは、
3Dプリンターは「温度」「風」に影響を受けやすい
ということでした。
ファブラボには「自分(機械のこと)の部品をまず出力する」という文化のようなものがあります。
そこで、温度と風を安定させる「セーフティパネル」は
透明のアクリルとレーザーカッターで自作しました。(購入もできます)
メンテナンスについて
3Dプリンターを使用するときに使う道具を紹介します。
・ポリイミドテープ
・ニッパー OR ペンチ
・はさみ
・6角レンチ
・ヘラ
・ライター(エクストルーダーが詰まった時に使います)
素材はフィラメントを使用するので、レーザーカッターよりは汚れは少ないです。
3Dプリンターのメンテナンスで大事なのは、
・エクストルーダーのつまりに気をつけること
ここが詰まると、分解してライターであぶるという火遊び作業へ突入する羽目になります。
・ステージはきれいにしておくこと
ステージはガラスの板で出来ていますが、ガラス表面の保護と制作物を剥がしやすくするために
耐熱性のあるポリイミドテープを貼っています。
素材の残りが残っていると、プリント失敗の原因になります。
このテープを貼る作業は、なかなか、性格が出ます。
設計は素人ながら、いろいろ出してみて機械には慣れてきました。
あとは好きな立体を作るCADをマスターすることです!
CADフリーソフトの紹介や勉強会もできたらと思っています。一番楽しみにしているのは私です。
(石原 靖世)
メンテナンスのお知らせ【レーザーカッター】
レーザーカッターの「HAJIME」の
彫刻作業が正常に出力されなくなりました。
カット作業は問題ないのですが、修理が必要とのことです。
10/18(金)~ 修理のためレーザーカッターが使用できません。
直り次第、SNSとブログにてお知らせいたします。
皆様には大変ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
(石原 靖世)
レーザーカッター///本体篇///
まだ九州では実際に見ることの少ないデジタル工作機械。
ファブラボ太宰府で使用している機材を紹介します。
ファブラボ太宰府で一番稼働しているのは、レーザーカッター 「HAJIME」です。
白い箱が レーザーカッター本体
下にある黒い箱が 集塵機
常にパソコンとつながっています。
レーザーカッターの良いところ
パソコンで作成したデータ通りに、彫刻したり、カットしたりしてくれます。
今までのDIY(日曜大工)は、電動ドリルやのこぎりなどの道具を使うのにも
得意・不得意で仕上がりに差が出てしまいましたが
それに比べると、レーザーカッターは安定の品質。
不器用だから、力が弱いから、という理由で工作を諦めなくてすみます!
それでも、道具なので失敗することもあります…
スタンプで文字の反転を忘れてた!
メンテナンスについて
どんな道具も一番大事なのは『掃除』です!
レーザーカッターを使用するときに使う道具を紹介します。
・レンズクリーナー(液体/クロス)
・綿棒
・掃除機
・ドライバー
・消火器
・焦点を合わせる治具
・グリース
最初は掃除しすぎるのも良くないと聞いていましたが、
木を主に加工することが多い工房は要注意です!
木を切るときに出る「スス」 「ヤニ」 「灰」 などがレーザーのレンズを曇らせたり、
動作を悪くします。
あまり掃除をしないと、レンズが割れます。 レーザーカッターはレンズが命!
次回は、レーザーカッターで作成した作品をご紹介します。
(石原 靖世)
9月19日(金) 日本ファブラボ会議2014開催!
ファブラボ太宰府オープンの前日の9月19日午後、日本ファブラボ会議2014をファブラボ太宰府にて開催しました。
参加したのは、日本全国に設立されている10ヶ所のラボのメンバー達。
2011年に鎌倉・つくばの2箇所から始まった日本でのファブラボは、2012年に渋谷・北加賀屋、2013年に仙台、関内に設立され、今年2014年は大分、鳥取、佐賀、浜松、太宰府とその数が急激に増えています。
そのような状況の中で、国内のラボ同志が直接顔を合わせて現在のファブラボの状況や、
FabLab Japan Networkの運営などについて話し合いが出来たのとても有意義でした。
会議では、各ラボの自己紹介の後、田中浩也先生を中心に、国内ラボの連携の方向性や、世界のファブラボでの動きなどの情報共有が行われました。ファブラボを利用した反転学習や、世界各地のファブラボをビデオ会議で結ぶFab Academyへの参加などについても情報交換が行われ、世界につながるファブラボネットワークの可能性を感じる事が出来ました。
その後、場所を移して博多名物の「もつ鍋」をつつきながら、ファブラボの今後について
熱いトークがメンバー同士で繰り広げられ、太宰府の夜は更けていったのでした。
(代表 柳瀬)
9月20日(土)ファブラボ太宰府 オープニングイベント
9月20日(土)に、太宰府の太宰府館まほろばホールにて、
ファブラボ太宰府オープニングイベントを開催しました。
○ファブラボ太宰府 代表 柳瀬 隆志
代表の柳瀬からは、ファブラボ太宰府設立の趣旨などについてお話しさせていただきました。
「ファブラボ太宰府」が、新しい形のDIYやものづくりに取り組むことを狙っていることや、
ローカルなコミュニティを作りながら、グローバルな視野を持って運営して行くことを説明しました。
9月20日(土)内覧会のお知らせ
当日10:00から12:00にファブラボ太宰府の施設内覧会を開催いたします。
ご予約は不要ですので、トークショーの前に見学されたい方は
お気軽にお立ち寄りください。
イベント会場(太宰府館)へのアクセスは
電車(西鉄大牟田線)の場合
西鉄都府楼前駅 →西鉄二日市(乗り換え)→西鉄太宰府駅
バス(まほろば号)の場合
西鉄都府楼前駅 または 通古賀中央駅 → 西鉄太宰府駅
(石原 靖世)
お勧めの本
ファブラボでできることの可能性を書いた本をご紹介します。
「FabLife ~デジタルファブリケーションから生まれる「つくりかたの未来」~」
「Fab ~パーソナルコンピューターからパーソナルファブリケーションへ~」
9/20(土)ファブラボ太宰府のオープニングイベントで
この本の著者または監修者である田中浩也先生のお話を聞ける
大変貴重な講演のご案内ができることを嬉しく思っています!
みなさま、お盆休みはいかがお過ごしでしたか?
ファブラボ太宰府のスタッフは、お盆の帰省中に
ファブラボジャパンの発起人の田中浩也先生の研究室を訪ねました。
研究室が新しくなったということで、オフィス部屋をファブラボ化する為
ミリングマシンで家具を作る講習の真っ最中でした。
ほぼなんでも作るといわれるファブラボ。
ファブラボって何だ?と気になった方は是非読んでみて下さい。
(石原 靖世)
オープニングイベントのご案内
「ファブラボ太宰府」の本オープンに際し、9月20日(土)に記念イベントを開催いたします。
ファブラボジャパン発起人の田中浩也先生の講演など、大変貴重な機会となっています。
皆様お誘い合わせの上、ぜひご参加くださいますよう、ご案内申し上げます。
◆ファブラボ太宰府オープン記念イベント◆
日時:2014年9月20日(土) 14時~18時
場所:太宰府館3階 まほろばホール
講演には、ファブラボジャパン発起人の田中浩也先生(慶應義塾大学)、文具王の高畑正幸さん、
太宰府天満宮文化研究所のアンダーソン依里さんをお招きし、
これからのものづくりについて多方面からお話をして頂きます。
参加は無料です。ただし、席に限りがありますので、事前申し込みが必要となります(先着順)。
ご参加の場合、以下のアドレスより申込み登録をお願いいたします。
http://fablabdazaifu.peatix.com
(石原 靖世)
手形
「3歳の娘の手形を記念にスタンプにしたい。」
というお父さんの要望を承りました。
いつまでも子供と思っていたら、あっという間に大きくなってしまいますね。
手に絵の具を塗って、手形を取って、
レーザーで出力。約1時間程度かかりました。
なかなかの大作でした。
娘さんも自分の手形スタンプを夢中で押してくれました。
こんな記念の残し方もいいですね。
(石原 靖世)