家具作りにチャレンジ中(キャスター付き工具箱作ろう!)
ファブラボ太宰府にある「ShopBot」という大きなマシンを使って家具を作るべく、ShopBot初心者スタッフMがチャレンジ中です。
今回はチャレンジ2作目、キャスター付き工具箱を作ろうとがんばってみました。
1.とりあえず、コーヒー飲みながら作りたいものをスケッチで描いてみます。この時にできるだけサイズなども正確に描いておく方があとでデーターに起こすときにラクだと気付いたので細かく描いてます。
2.イラストレーターでデーターを起こしたあと、まずはそのデーターで正しいかレーザーカッターで切って組み立ててみます。
3.よさそうなので今度はイラストレーターのデーターをShopBotの専用ソフト「V-Carve」に取り込み、細かい切り方などの設定をします。
4.データーができたので実際にShopBotでカットします!ドキドキ。
まだまだ初心者なので、ほかのベテランスタッフが横につきっきりですが、ちょっとスパルタなのでただ黙って見ています・・・キビシイ。
カットしたあとの写真を撮るのを忘れましたが、実は部品ひとつ設計ミスしていたので再度データー作り直して切りました。
5.組み立ててみたらあまりに思った通りにできあがっていて、嬉しさのあまり塗装前の写真も撮り忘れました・・・
塗装はOLD WOOD WAXというものを使います。やわらかい布につけて塗るだけなので手軽ですが、手袋していないと手がとんでもなく汚れて落ちにくいので注意です。木目がとてもきれいに出ます。色はウォルナットという黒目の色にしてみます。
6.今回、ファブラボ太宰府にある機器をフル活用しようと思い立ち、ポリプロピレンの薄い黒い板を「カッティングマシン」で切っています。
このマシンは机の上におけるくらいの小さ目機器で、シールを作ったりもできる機器です。
7.ちゃんと切れました!木の溝の部分にキレイにはまる黒いシートができました!
8.さて、塗装も済んで完成です!なんだか思っていた通りのものができあがって感無量です。
キャスターと取っ手もついて、するすると動きます!
扉はどんな風につけようかと思っていましたが、おかもち式にして外せるようにしました。
引き出し式の工具入れにしたかったので、中に100均の引き出しケースがピッタリ入るように設計しました。当たり前ですが気持ちいいくらいピッタリです。自分で作ると、ぴったりサイズが作れるのがいい所ですね。
9.何と外した扉はそのまま作業台になります! そのために100均で買ってきたメモリ付きのシートを貼っています。
黒いシートを貼った丸部分はドリンク置き場、その下はちょっと道具が置けるようにしています。
車に載せる事を設計段階で考えてなかったので途中かなり不安になりましたが、ちゃんと載ったので一安心です。
という感じで、ShopBot初心者ですが2作目も無事に出来上がりました!
ほら!自分で家具を作りたくなってきませんか?
ファブラボ太宰府ではこの「ShopBot」をはじめ、それ以外の機器も講習を受講すれば時間貸しで借りられます。初めての方ももちろん大丈夫です。お気軽にお問合せください。