MakerFaireTokyo2014 出展しました。
だいぶ時が経ってしまいましたが….
先日お知らせしたMakerFaireTokyoに
11月23日・24日の2日間、出展してまいりました。
上の写真のようにかなりの大賑わい!(人ごみでまともに歩けないくらいでした)
*MakerFaireTokyoとは..?
エレクトロニクス(電子工作)、サイエンス、ロボット、アートなど異なるジャンルの作品を展示し、
ものづくりをする(Maker)たちが、ものづくりの知識や経験を共有し、交流をするイベントです。
今回は電子工作キットメーカのイーケイジャパンとコラボという形で出展、
デジタル工作機械をつかってアレンジを加えたエレキット商品と、
今回の目玉である、
導電性の糸をつかった電子手芸キットを展示・販売しました。
こちらは電子手芸キットのひとつ、ツリー基板キットをつかった、サンプル作品です。
銀色の糸は、電気を通す”導電糸”です。
LEDと基板の穴を縫って結びつけて、光らせることができます。
基板とつながっている小さい星や四角いものは、3DプリンタでつくったLEDです。
プレゼント箱や、ハート、おうち、このほかにも多種類つくりました。
LEDの形状にあわせて穴をあけた状態で3Dプリントし、
あとからLEDを埋め込んでいます。
今回はこちらのLED、基板、導電糸をセットにしたキットとして販売しておりました。
なんとありがたいことに、
2日間で4種類、すべて完売となりました。
うれしいかぎりです。
現在、もっと多くの人に届けられるように
商品開発をすすめることとなりました。(やったー!)
ちなみに、こちらのキットですが、すべてファブラボ太宰府の機材でつくっています。
基板は、CNCミリングマシンで銅板を削り出し、電子部品をはんだづけ。
フェルトの装飾は、イラストレーターで書いたデザインをレーザーカッターでカット。
LEDは、ライノセラス(Mac版は無料で利用可能)というソフトで3Dモデリングし、3Dプリンタで出力。
今回の展示のような少量の商品制作であれば、
多種類の機材を活用して
ファブラボ太宰府の施設でつくりあげることは十分可能です。
みなさんもぜひ、メイカー(Maker)となって、商品づくりしてみてください。
以上、スタッフ中澤によるMakerFaire出展報告でした。