飛鳥工房/木のおもちゃメーカー見学
event . make
2015.02.26
計画設計プロジェクト演習【九州大学大学院芸術工学研究院】
演習の一環として実際のメイキング現場の工場見学ツアーを実施しました。
佐賀県にある木のおもちゃメーカー「飛鳥工房」にお邪魔しました。
佐賀県といっても家具の街で知られている大川市のすぐとなりでしたので
最初は家具の部品や取手などを作る工房として始まったそうです。
木の部品を作っていただけあり、道具や刃の種類の多さはとても魅力的でした。
27年前からレーザー加工機も導入しているそうです。
おもちゃを制作するようになったきっかけは、娘さんのために木馬を作ってあげたこと。
入口には木のベンチとブランコのある優しい雰囲気の工房でした。
飛鳥工房さんの商品の魅力は発想力を刺激するおもちゃの形と仕上げの美しさです。
私は飛鳥工房さんのキーフォルダを愛用しているのですが、どのように作っているのか、ずっと不思議に思っていました。
店員さんから製法についてや商品開発ストーリーなど色々教えていただきました。
キーフォルダは現代の技術を駆使して作ったのだと思っていましたが、
とてもシンプルな昔ながらの作り方だったことが分かりました。
そんな「つくる」現場の話は、小さな気づきを沢山もらえる場所なので、機会を作って皆さんにも行って欲しいと思います。
おもちゃのショールームでは、学生が夢中になってゲームを楽しむ姿が見られました。
(staff 石原)