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先日、九州大学芸術工学部の”計画設計プロジェクト演習“講評会へお邪魔させていただきました。

各々、「こういうものが欲しかった。」というコメントをしていたのが印象的で、のびのびと創作に励んでいたようです。

 

今回の授業では、学内の工作工房 と デジタル工作機械をもつファブラボ

どちらを利用してもいいこととなっており、

古くからある手作業による工程と、新しいデジタルファブリケーションがうまく融合した作品がたくさん見ることができました。

 

一部ですが、作品の紹介をさせていただきます。

 

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こちらは河野くんの作品です。

座面のパーツは1枚1枚、レーザーカッターでカットしていてパーツを多数組み合わせることで曲面を美しく表現しています。

強度が重要なイスの脚に関しては、学内の工作工房で制作しているので丈夫な造りになっていました。

機材を適材適所で使い分けているのがさすがだなあと関心してしまいました。

 

 

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こちらは留学生のRomainくんの作品です。

明かりつけたときに、内側に隠された模様が浮かび上がる美しいランプでした。

ファブラボはデジタル工作機械だけが注目されがちですが、実は電子工作もさかんに行われています。

今回は、照明の光源づくりをサポートさせていただきました。

 

ここでは紹介しきれませんが、どの作品も個性があふれて楽しませていただきました。

私はあまり大きいサイズのものをつくったことがないので、

1分の1スケールの家具や照明をつくることができる環境があることがうらやましいです。

 

紙上でデザインしたものを実際に形にしてみると、

「座り心地が悪かった」、「思ってたより圧迫感があった」 など新しい発見が生まれます。

最終講評会まで試作を繰り返し、いろんな手法を試していたのも印象的です。

 

九州大学の先生方、このような機会をいただき誠に感謝いたします。

自由な発想に触れることができ、大変刺激になりました。

またどこかで学生のみなさまの制作のお手伝いができればと思います。

 

3か月間、ありがとうございました!

 

(スタッフ なかざわ)