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4月20日土曜日、福岡雙葉高校さんと台湾の新北私立中和高級中学の皆さんの異文化交流を目的としたものづくりワークショップをファブラボ太宰府で行いました!

テーマは、「お土産」。

これから台湾に帰国する生徒さんが持って帰って嬉しいような、また雙葉学園の生徒さんにとってもこの交流の記念となるような、素敵なお土産を自ら 考え・作り・発表する という企画です。

講座を通し、機材体験(LEARN)、二人で考えを話し合ってつくる体験(MAKE,SHARE)、みんなに発表する体験(SHARE)を得て頂き、豊かな時間となるよう、スタッフ一同奮闘しました。

 

お土産のベースとなる素材は、デニムポーチ、クリアポーチ、鏡、貯金箱、トートバッグ、ノート からペアごとにくじ引きで決定しました。そこにカッティングマシンで切り出したカッティングシートやアイロンプリントシートを貼り付け、オリジナルのグッズを製作します。

グッズ製作のキーワードとして、cute、coolなどの形容詞の群とanimal、springなどの名詞の群を用意し、それぞれでさらにくじ引きを行いました。

最終的には、素材×形容詞×名詞の組み合わせができます。

そこから「貯金箱×fashionable×school・・・?どんなものがあるかな?」などとペアで話し合いながら想像力を働かせてもらい、オリジナルのコンセプトやアイディアを生み出して貰おう!という仕掛けです。

スタッフも、慣れない英語スライドで説明。(日本語で)

雙葉の生徒さんが上手に訳してくれていました。

 

どんなデザインにするか話し合い中。

日本と台湾の食べ物について話したり、好きなものを知ったり、得意なことを活かしたり、新たな一面を互いに発見しながらの作業です。

カッティングマシンを使えば、Aiデータだけでなく手描きイラストもきれいに切れるため、自作イラストを使ったペアも多くいました。

素材のサイズやコンセプトを加味しながらいかにデザインするかが腕の見せ所です。

 

 

プレゼンテーション

 

福岡雙葉学園・新北私立中和高級中学の皆さん、お疲れ様でした!

短い時間でしたが、中身のぎゅっと詰まったワークショップでした。

 

お互いのしたいことや好きなものをどう盛り込むか、テーマをどのように活かすか、どうやって協力しお土産を完成させるか、そして楽しい体験にできるか。

互いに母語でない英語を通じてコミュニケーションを取りながらの、高度なものづくり体験だったかと思いますが、みなさんしっかりと素敵なお土産を作りあげてくれました。

複数の色を上手く分けて使ったり、台湾と日本の要素を取り入れたり、得意なことを活かして分担したりと、様々なチームワークが見受けられました。

ありがとうございました!