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【マイはしつくりWSを実施しましたー!】
ファブラボ太宰府のユーザーさんでお箸作りのワークショップをされている
城後さんをお招きして、マイはしつくりのワークショップを実施しました!

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親子全員で参加してくださるご家族も!
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まずは講師の城後さんのご紹介から。
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城後さんはレーザーカッターで螺鈿シートを加工したいとのことでファブラボを訪れたのが
きっかけでそこから2年ほどのおつきあいになります。
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イラストレーター・レーザーカッターの講習会を受講後、ファブ道場にも通ってもらうなど
今ではすっかりファブラボ太宰府の常連さんです。

こちら城後さんの作品です。
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さじは角材からサンダーとやすりで削ったあと、漆を塗られています。
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左右均等に削ったり、やすりがけするのとても大変です。
城後さんの作品は、お店に並んでいるものと遜色ないものばかりで本当に素晴らしいです。
10~15回ほど塗装されているので、さわり心地もとてもよいです。
器は金継ぎされています。金継ぎしたいがために、わざとハンマーで器を割ったそうです笑

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まずははカンナを使って、7.5mmの角材を治具にはめて削っていきます。
こちらも城後さんの手作りです!
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三角形の角材がはまっているので、斜めに削れていくようになっています。
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夫婦でペア・兄弟でペアになってカンナに挑戦!
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城後さんは小学校などでも、マイはしつくりを教えられたりされているので
お子さんへの指導がとても勉強になりました。

私も以前カンナしましたが、中々コツをつかむまでが難しいんですよね。
お父さんがお子さんに教えている様子もとてもほほえましかったです。
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「家族でつくるいい一日」だなと思いながらみてました!
何回削ったか忘れてしまうので、声掛けしながらカンナをしていきます!
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4面削ると、なんだかお箸っぽい形に!
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ここから更にやすりがけしていきます!
80番のヤスリで角を落とします
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あまり、先端の方をヤスリしすぎると、爪楊枝のようになってしまうので、ヤスリのしすぎに注意です。
240番で仕上げのヤスリをしたら、レーザーカッターで持ち手部分を彫刻します
今回、和柄をメインとしたデザインを用意しました。
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日本の伝統模様など、なんとなく見たことはあっても名前までは知らないという人が多いのではないでしょうか?
今回は4種類用意してその中から好きな模様を選んでもらい、4面彫刻します。

ワークショップに参加していた小学3年生の男の子の、今年の自由研究が「日本の伝統模様」について
だったのですが、「模様なにがいい?」と聞いたところ、「饕餮文(とうてつもん)がいい!」と言われ(まず漢字が読めない・・・)
調べたところ、中国の何でも食べる怪物で、魔よけの意味を持っているそうです。
饕餮の漢字をよくみると、「食」の字が入っていますもんね!

ワークショップしていて良いなと思うのは、自然と情報共有できる環境になっているところだと思います。
今回も小学3年生の男の子に教えてもらいましたが、城後さんも「饕餮文って知らなかった!」と仰っていて、年齢も関係なくお互い教えあうことができるのも良いなと思いました。

いよいよレーザーカッターで彫刻!
様子が気になるようでずっとみてました~
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完成したのがこちら!
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仕上げはご自宅でオリーブオイルや菜種油を用いてのオイルフィニッシュとなります。
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それだけでも、定期的にヤスリがけやオイルでお手入れしてあげると5年は使えるそうです!
もっと長持ちさせたい場合は、食品用のニスや漆を塗って仕上げるとよいそうです

今では100円ショップにいけばお箸はいくらでもあるし、使えなくなったらまた買うというのも選択肢のひとつだと思います。
今回のワークショップの目的は、オリジナルのお箸をつくることもそうですが、自分で作ったお箸を実際に使ったときに

「口にいれたときの感じがごつごつするから、もっとやすりがけしよう」
「手で持ったときにしっくりこないから、もっと手になじむように削ろう」
「欠けてしまったから、漆塗りにチャレンジしてみよう」

などなど実際に家で使っているときに色々と発見や気づきがあると思います。
まずはそこに気づいて、そのあと実際にどうしたらいいかな?ファブラボで何かできないかな?城後さんにまた聞いてみよう!と、思うきっかけになってくれたら嬉しいなと思って実施しました。

また、自分で作ったものは愛着がわくと思うので、ひとつのものを大事に使う・お手入れするようになって欲しいという思いもあります。
「新しいものをつくる」ことだけが、「つくる」ではないと思います。
お手入れすることも「つくる」ことのひとつなのかなと思います。

今回ワークショップするにあたり、その辺りの話も城後さんとできたので、今後もっとブラッシュアップさせていきます。
またマイはしつくりのワークショップしようと思います!
そして漆に興味あるかた、ぜひ一緒にやりましょう!

あっという間に、10月になりました!

気付けば町中にもハロウィン飾りが目立つようになってきましたが、

みなさんご準備はおすみですか?

ファブラボ太宰府では、本日素焼き鉢でハロウィンランタンを作成しました!

~素焼き鉢の雑談~

素焼き鉢は、目にしたことがあってもなかなか触れる機会がない方が多いかなと思います。

そこで今日のワークショップは、素焼き鉢の雑談から始まりました。

素焼き鉢は、水の抜けがよく根が腐れにくい鉢です。

サイズも豊富で安価ですので、ぜひホームセンターで見てみてください。

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~鉢に模様を描いて、いざ穴あけ~

本日、穴あけで使う道具は釘とげんのうです。

みなさん、「げんのう」ってご存知ですか?

ファブラボ太宰府にはたくさんのハンマー(槌)がありますが、この写真の左から2番目のものです。

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通称、とんかちといえば通じるかと思いますが、本当の名前は「げんのう」です。

両方同じ形をしておらず、片方ずつ使い方が違います。

少しへっこんでいる方でたたき、残っている釘を反対側でたたくとキレイに釘を打ち込むことができます。

なので、げんのうを使う前には手で触って確認します。

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参加いただいたお子さんは、げんのうを使う機会があまりなく、最初のほうはおぼつかない手つきで釘で穴を開けていましたが、

上達が早く最後のほうには細かいところまで丁寧に穴を開けていました。

強い力だと鉢が割れてしまうため、気をつけつつもひたすら釘を打つ楽しさを味わっていただきました。

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~nuroで塗ろう~

ランタンの外側と内側をnuroで塗装していきます。

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nuroは乾くまでの時間が短く、2度塗り、模様を描くのもワークショップ中にできてしまいます!

今回も、何色にするかはじめに決めたはずですが、いざ塗ってみてやっぱ赤にする!と色を重ねることができたため、悩んじゃう方におススメです!

お母さんのランタンには途中まで花模様がちりばめられていましたが、ふと気付くと塗りつぶされていました…

塗りつつ消しつつ気付けばnuroでアンティーク風な塗り方に!!!!
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中の色を塗る前に、色の雑談。

紙コップの中の色を変えてみて、実際に光を当ててみると各色で照らされ方がちがいます。

明るい色だと、紙コップの中で光が反射され全体が明るくなるのに比べて、

黒だと色が吸収され光がポツンと目立ちます。

それらを見た後にどんな光らせ方をしたいか考えて中の色を塗ってもらいました。

※下の写真は左が黒、右が白
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~レーザーカッターで彫刻~

手書きで描いてもらったキャラクターや文字をランタンに彫刻していきます。

通常は平らな木やアクリルに彫刻しますが、今日はカーブがある鉢!

いつもとは違う素材を彫刻することでさらにレーザーカッターの使い方の幅が広がります。
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~完成~

作ったランタンを持って記念撮影!

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今日は、げんのうの言葉と使い方を覚え、

色の反射の違いを学び、

レーザーカッターで彫刻するなんとも濃い2時間となりました。

また、今回は親子で各々ランタンを作ってもらいました。

お母さんのほうが道具の使い方が上手なのですが、

その姿を娘さんが横で見て真似しながら学んでいました。

お互いデザインを見ながら作っていたためかもしれませんが、

なんだかランタンの顔も似ていたり、2人とも塗装した後に違う色で隠してみたりと

親子って似ているんだなと、しみじみしました。

本日参加していただき、本当にありがとうございました。