ショップボットミニ体験WS-デスクオーガナイザーをつくろう!を実施しました!
ゴールデンウィークも終盤にさしかかった5月6日(土)に、ショップボットミニ体験ワークショップを実施しました!
前日に切り文字をつくるワークショップを実施し、今日はデスクオーガナイザー作りでした。
デスクオーガナイザーというと聞きなれませんが、机周りの収納に便利な小物入れです。
ペン・USB・名刺・クリップなどなど、社会人に必須のアイテムをまとめて収納する事ができます!
今回は3組の方に参加して頂きました。
ファブラボに来られるのが初めての方もいらっしゃったので、まずは簡単にファブラボの紹介。
そしていよいよショップボットの見学。見学の前に注意事項とお願いについてご説明させて頂きました。
ショップボットを見学する時は、必ずゴーグルを着用します。加工中に粉塵から目を保護するためと、ミルが折れてしまったときに折れたミルが目に刺さるのを防ぐためです。実際にこれで失明された方もいるそうです。
また、加工中は黄色いテープの内側に入ってはいけません。足は入っていなくても、体を乗り出して加工の様子を見るのも危ないので禁止です。
以上を踏まえた上で、加工の様子を見学していきます。加工は全部で5分ほどです。
みなさんショップボットの動いている様子に興味深々でした!
加工が終わったら、インパクトを使って加工した板を外していきます。
今回3×6板のMDF18mmから約10cm角のサイズを削ったのですが、それだけでも沢山粉がでます。
切った直後は、このように部分的に繋がっているので、ノミとトンカチを使って外していきます。
取り出したら、エアコンプレッサーを使って、残った粉を飛ばしていきます!
そして、先ほど加工してできたものをやすりがけしていきます。
みなさんもくもくと、やすりがけの作業をされていました!
エッジを落とすだけで、だいぶ手触りがよくなります。
みなさん思いのほか早くやすりを終えたので、スプレーで塗装しましたー
できあがった作品がこちら!
裏面も綺麗に塗装していて可愛いです!
こちらは、シルバーのスプレーで塗装しています!ご自宅でも仕上げてくるそうです!
こちらはオイルステインを塗っています!MDFの風合いを残しつつ良い感じです!
みなさん会社やご自宅でどのように使うのかな?と想像するだけでわくわくしますね!
今後も色々ワークショップを展開していく予定です。ご期待ください!
ショップボット体験ミニWS-切り文字飾りをつくろう!-を実施しました
5月5日(金)に、ショップボットを使ったミニワークショップを行いました。
昨年末にファブラボ太宰府に新たに導入されたショップボット!
大型のCNCミリングマシンの1つで、大きいものや、厚いものを加工してくれる機械です。
4月よりファブラボ太宰府でお披露目されていましたが、このたび初めてのミニワークショップとして、
「切り文字飾りをつくろう」を実施しました。
□注意事項
ミニワークショップの最初は、注意事項とお願いから始まります。
ショップボットは、大きく厚いものを切れる優れものですが、
その分危険が伴います。
注意事項として、
○ゴーグルを着用する
○サンダル、ヒールでの入室禁止
○加工中の途中退室禁止
○携帯はマナーモードに設定する
○黄色い線の内側には入らない、覗き込まない
○機械本体に触らない、ボタンを押さない
が必須となりますので、ひとつひとつ丁寧に説明していきます。
□切り出し
注意事項を守った上で、
いざショップボット、スタ――――――――ト!
誰よりも、私がいちばん緊張してます。。。。
参加者の方より事前に伺っていたアルファベットが順番に切り出されます。
みなさんきちんと黄色の線から2歩も3歩も下がった位置でショップボットを見つめています。
もちろん、注意事項を守っていただければカメラ撮影していただいて大丈夫です。
□タグはずし
ショップボットの加工では、加工中に制作物が動かないように、
プラモデルのようにタグを設置します。
そのため、加工後はそのタグをのみではずします。
□やすりがけ
そのタグも含め、切り文字飾りの角や切削面などをやすりで削っていきます。
参加者の中には、切り文字を8個頼まれた方もいらっしゃり、
切り文字屋さんのごとく目の前は文字だらけ。。。
また、データ作成段階でふと、
「F」って自立するのかなと思い、手元にあった「E」で実験しましたが
アルファベットの中で「F」だけ右に重心がよってるんですよね。
そこで、縦軸を他よりも少し太めにしてみました。
自立するかとても不安でしたが、無事立ってくれたようで。。。よかったです。
□塗装
次は、塗料nuroを使った塗装です。
nuroは、簡単にぬれる!すぐに乾く!色がかわいい!などとっても使いやすい塗料です。
参加者の方たちは思い思い、自分の好きな色を塗っていきます。
白い文字に挟まれた黄色の「&」が目玉焼きみたいになったり。
はみ出た部分をあえておしゃれに塗ったり。
マスキングテープを使って斜めに塗ったり。
切り文字も色を塗ることで、その方の家にあったものになっていきますね。
ワークショップ中に、切り文字にモスをはったら?という案がでて
ぜひ真似させていただきたいと思います。
そのほかにも、手でやすりを行いつつも、
お互いの話に花が咲いたり、とっても楽しいワークショップとなりました。
参加していたいただいた皆さん、ありがとうございました。